全米映画ランキング : 2001年11月9日~2001年11月11日

全米映画ランキング:2001年11月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年11月9日~2001年11月11日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Monsters, Inc.
「モンスターズ・インク」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,269 2 46,200,000 122,800,000
2

Shallow Hal
「愛しのローズマリー」

Fox
(フォックス)

2,771 1 23,280,000 23,280,000
3 2

The One
「ザ・ワン」

Sony
(東宝東和)

2,894 2 9,100,000 31,900,000
4 3

Domestic Disturbance
「ドメスティック・ディスターバンス」

Paramount
(UIP)

2,910 2 8,500,000 26,037,000
5

Heist

Warner Bros.

1,891 1 8,010,000 8,010,000
6 4

K-Pax

Universal
(ヘラルド)

2,581 3 6,200,000 40,300,000
7 5

13 Ghosts

Warner Bros.

2,351 3 4,175,000 34,004,000
8 20

Life as a House
「海辺の家」

New Line
(ヘラルド)

1,288 3 3,675,000 4,917,000
9 6

Riding in Cars with Boys
「ライディング・イン・カーズ・ウィズ・ボーイズ」

Sony
(ソニー)

2,182 4 2,100,000 27,800,000
10 8

Training Day
「トレーニングデイ」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,407 6 1,935,000 72,520,000

「モンスターズ・インク」強し。グウィネスの新作は2位デビュー

ディズニーとピクサーのドル箱コラボ、「モンスターズ・インク」が先週に続いてV2。公開後9日間で1億2000万ドル(約144億円)を突破し、最終的には2億ドルを超えてきそう。そして、2位にはファレリー兄弟監督による新作「Shallow Hal(邦題:愛しのローズマリー)」が初登場でランクイン。前作「ふたりの男とひとりの女」のオープニング成績には及ばないものの、3日間で2300万ドル(約27億5000万円)以上という興収は立派。催眠術にかかった男が、超デブの女性と恋に落ちるが、彼にはこの女性がゴージャスに見えるという、この兄弟独特の人格コメディ。主演はグウィネス・パルトロウにジャック・ブラック。そして、やはり初登場で5位に飛び込んできたのは、ジーン・ハックマンとダニー・デビートが競演するアクション・スリラー「Heist」。監督・脚本はデビッド・マメット。そしてもう1本、スクリーン数を1200追加し、先週の20位から大きく順位を上げてきたのが8位の「Life as a House(邦題:海辺の家)」。死期を悟った建築家が、10代の息子に自分の家を建てるのを手伝って欲しいと頼むが……。建築家にはケビン・クライン、そして息子役には、ハイデン・“アナキン”・クリスチャンセン。監督は「真実の瞬間」のアーウィン・ウィンクラー。さあ、いよいよ今週末は「ハリー・ポッター」が全米公開。首位は確実だが、果たしてどんな数字が出るのか? 興味津々だ。

2001年11月13日更新 藤井竜太郎

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