全米映画ランキング : 2001年7月13日~2001年7月15日

全米映画ランキング:2001年7月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年7月13日~2001年7月15日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Legally Blonde

MGM

2,620 1 20,350,000 20,350,000
2

The Score
「スコア」

Paramount
(ヘラルド)

2,129 1 19,000,000 19,000,000
3 1

Cats and Dogs
「キャッツ&ドッグス」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,040 2 12,000,000 58,911,000
4

Final Fantasy: The Sprits Within
「ファイナルファンタジー」

Sony
(ギャガ/ヒューマックス)

2,649 1 11,500,000 19,120,000
5 2

Scary Movie 2
「最‘新’絶叫計画」

Dimension Films
(ヘラルド)

3,220 2 9,500,000 52,922,000
6 5

The Fast and the Furious
「ワイルドスピード」

Universal
(UIP)

2,904 4 7,840,000 115,365,000
7 6

Dr. Dolittle 2
「ドクター・ドリトル2」

Fox
(フォックス)

2,826 4 7,000,000 84,250,000
8 4

Kiss of the Dragon
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」

Fox
(K2/日本ビクター)

2,100 2 5,817,000 23,929,000
9 3

A.I. Artificial Intelligence
「A.I.」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,830 3 5,100,000 69,983,000
10 7

Lara Croft: Tomb Raider
「トゥームレイダー」

Paramount
(東宝東和)

2,164 5 4,000,000 122,630,000

「FF」は苦いデビュー。低予算のラブ・コメがまさかの首位!

週替わりでビッグ・バジェットの大作が封切られる今年の全米サマー・ムービーだが、初登場でこの週末を制したのは、製作費たったの1800万ドル(約22億円)のラブ・コメディ「Legally Blonde」だ。主演は「カラー・オブ・ハート」のリース・ウィザースプーン。監督はこれが長編デビュー作となるロバート・ルーケティック。そして僅差の2位デビューとなったのは、ロバート・デ・ニーロとエドワード・ノートンという両演技派が競演する強盗アクション「スコア」。デ・ニーロは、昨年の「ミート・ザ・ペアレンツ」に次いで、自身の作品では過去2番目の出足を記録している。3位の「キャッツ&ドッグス」は前週比45%ダウンだが、依然高いアベレージで稼働中。興収1億ドル突破は間違いのないところだ。そして、日本中の関係者が注目する和製RPGゲーム「ファイナルファンタジー」の映画版は、先週の11日(水曜日)に封切られ、日計では11、12日の両日ともに首位に立ったものの、13日以降の週末3日間では4位に転落。同様にゲームからの映画化である「トゥームレイダー」とは好対照の、苦い滑り出しとなっている。

2001年7月17日更新 藤井竜太郎

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