全米映画ランキング : 2001年6月8日~2001年6月10日

全米映画ランキング:2001年6月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年6月8日~2001年6月10日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Swordfish
「ソードフィッシュ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,678 1 18,430,000 18,430,000
2 2

Shrek
「シュレック」

Dreamworks
(UIP)

3,715 4 17,100,000 176,600,000
3 1

Pearl Harbor
「パール・ハーバー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,255 3 14,900,000 144,100,000
4

Evolution
「エボリューション」

Sony
(ソニー)

2,611 1 13,200,000 13,200,000
5 3

The Animal

Sony

2,788 2 9,800,000 35,800,000
6 4

Moulin Rouge
「ムーラン・ルージュ」

Fox
(フォックス)

2,283 4 7,615,000 27,535,000
7 5

What's the Worst That Could Happen?

MGM

2,676 2 5,400,000 22,200,000
8 6

The Mummy Returns
「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」

Universal
(UIP)

2,539 6 4,200,000 188,200,000
9 7

A Knight's Tale
「ナイツ・テール」

Sony
(ソニー)

1,850 5 1,700,000 52,700,000
10 8

Bridget Jones's Diary
「ブリジット・ジョーンズの日記」

Miramax
(UIP)

975 9 1,200,000 67,400,000

トラボルタ復活。主演作が2年半ぶりのナンバーワンに!

「バトルフィールド・アース」でキャリアを台無しにしたジョン・トラボルタが、しぶとく甦った。主演した「Swordfish」が堂々の全米1位を記録。何とこれは、99年1月の「シビル・アクション」以来ということになる。監督は「60セカンズ」のドミニク・セナ、そしてプロデューサーは、先頃もスティーブン・セガールを返り咲かせたジョエル・シルバー。さながら“シルバー再生工場”という感じだ。物語は、CIAに雇われたスパイが、刑務所から釈放されたばかりのハッカーに、国家予算から60億ドルを盗み出すことを強要するというITサスペンス。1位とはいえ、週末3日間の興収は1800万ドル(約21億5000万円)あまりという物足りなさ。原因のひとつは、NBAのファイナルと重なってしまったこともある。さて2位には、先週の予想通り「パール・ハーバー」をかわして「シュレック」が居座った。今のところ「ライオン・キング」を上回るペースだとか。累計で3億ドルを上回る興収をあげた「ライオン・キング」にどこまで迫ることができるか? なお4位には、三ツ目のスマイリー・マークでおなじみ「エボリューション」が初登場。「ゴーストバスターズ」のアイバン・ライトマンが監督、モルダーことデビッド・ドゥカブニーとジュリアン・ムーアが主演するコメディだ。

2001年6月12日更新 藤井竜太郎

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