全米映画ランキング : 2000年3月17日~2000年3月19日

全米映画ランキング:2000年3月21日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2000年3月17日~2000年3月19日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Erin Brockovich
「邦題未定」

Universal
(ソニー)

2,848 1 28,138,465 28,138,465
2 1

Mission to Mars
「ミッション・トゥ・マーズ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,060 2 11,385,709 40,612,440
3

Final Destination

New Line

2,587 1 10,015,822 10,015,822
4 3

My Dog Skip

Warner Bros.

2,331 10 5,268,241 21,575,816
5 2

The Ninth Gate
「ナインスゲート」

Artisan
(ギャガ/ヒューマックス)

1,657 2 3,531,618 12,534,261
6 4

The Whole Nine Yards

Warner Bros.

2,503 5 3,274,453 51,071,108
7 5

American Beauty
「アメリカン・ビューティー」

Dreamworks
(UIP)

1,661 27 3,159,322 103,007,991
8 6

The Cider House Rules
「サイダーハウス・ルール」

Miramax
(アスミック)

1,738 15 2,477,000 45,778,857
9 9

Snow Day

Paramount

2,387 6 2,205,015 56,398,194
10 13

The Tigger Movie
「ティガー・ムービー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

1,701 6 1,771,853 41,597,384

今週の1位は、ジュリア・ロバーツ主演最新作「Erin Brockovich」。ロサンゼルスの法律事務所で働く秘書が、化学物質による汚染の実態をつきとめ、訴訟へと発展させるという実話に基づいたサスペンス。監督は「アウト・オブ・サイト」のスティーブン・ソダーバーグ。批評も良く、強い口コミで大ヒット。ジュリア・ロバーツ作品では過去2番目の出足(1位は昨年の「プリティ・ブライド」)を記録。おかげで2位に転落したのが、デ・パルマ監督の「ミッション・トゥ・マーズ」。前週から50%と大幅な興収の落ちを記録してしまった。3位に初登場は「X-ファイル」の元スタッフによる「Final Destination」。ある少年が飛行機事故のビジョンを見て、これに乗る予定だった友人たちに「飛行機に乗るな」と警告する。実際、飛行機は墜落するのだが、事故を免れた少年たちが次々に謎の死を遂げていくというサスペンス・ホラー。ところで、7位の「アメリカン・ビューティー」はとうとう興収1億ドルを突破し、あとは来週のオスカー発表を待つばかり。

2000年3月21日更新 藤井竜太郎

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