全米映画ランキング : 1999年11月12日~1999年11月14日

全米映画ランキング:1999年11月16日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:1999年11月12日~1999年11月14日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Pokemon: The First Movie
「ポケット・モンスター/ミュウツーの逆襲」

Warner Bros.
(東宝・公開済)

3,043 1 32,400,000 52,100,000
2 1

The Bone Collector
「ボーン・コレクター」

Universal
(ソニー)

2,594 2 12,000,000 35,300,000
3

Dogma
「ドグマ」

Lions Gate
(ギャガ)

1,269 1 8,800,000 8,800,000
4

The Messenger: The Story of Joan of Arc
「ジャンヌ・ダルク」

Sony
(ソニー)

2,147 1 6,300,000 6,300,000
5

Anywhere But Here
「地上(ここ)より何処かで」

Fox
(フォックス)

1,673 1 5,700,000 5,700,000
6 4

The Insider
「インサイダー」

Buena Vista
(東宝東和)

1,833 2 5,100,000 14,200,000
7 3

The Bachelor
「バチェラー」

New Line
(ギャガ)

2,524 2 4,700,000 14,400,000
8 2

House on Haunted Hill

Warner Bros.

2,530 3 4,400,000 34,800,000
9 6

Double Jeopardy
「ダブル・ジョパディ」

Paramount
(UIP)

2,110 8 3,100,000 108,700,000
10 8

The Sixth Sense
「シックス・センス」

Buena Vista
(東宝東和)

1,418 15 2,700,000 267,800,000

1位になるとは思っていたが、まさかここまで爆発するとは思わなかった。「Pokemon: The First Movie(ポケット・モンスター/ミュウツーの逆襲)」が全米を見事制覇、しかも“超”のつくほどの大ヒット。「ポケモン」は日本映画として、史上初めて全米ナンバーワンを獲得するという偉業を達成したわけである。気になる数字を見てみよう。まず、公開初日の11月10日(水)。「ポケモン」は全米2901館で封切られ、およそ1010万ドル(約11億円)の興収を記録。これは、水曜日公開の映画としては「エピソード1」、「ID4」、「MIB」に次いで歴代第4位。アニメに限って言えばディズニーの「ライオン・キング」や「トイ・ストーリー」を遥かに凌ぐ歴代1位。続いて、公開週末の5日間(12日は3043館に拡大)の興収が5210万ドル(約55億円)。これは、11月公開作品の中で歴代1位(これまでは「バグズ・ライフ」の4570万ドル)、そして今年の全作品の中でも、「エピソード1」「オースティン:デラックス」に次ぐ第3位。恐れ入りました。なお、今週は「ポケモン」以外にも3本の新作がランクイン。3位はベン・アフレック&マット・デイモンが堕天使に扮するドラマ。4位はリュック・ベッソン監督の「ジャンヌ・ダルク」、5位はスーザン・サランドンとナタリー・“アミダラ”・ポートマンが親子を演じるドラマ。みんな「ポケモン」にやられた感じ。

1999年11月16日更新 藤井竜太郎

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