全米映画ランキング : 1999年6月18日~1999年6月20日

全米映画ランキング:1999年6月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:1999年6月18日~1999年6月20日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Tarzan
「ターザン」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,005 1 34,100,000 34,300,000
2 1

Austin Powers:The Spy Who Shagged Me
「オースティン パワーズ:デラックス」

New Line
(ヘラルド)

3,314 2 31,900,000 116,700,000
3

The General's Daughter
「ザ・ゼネラルズ・ドーター(原)」

Paramount
(UIP)

2,856 1 22,300,000 22,300,000
4 2

Star Wars: Episode 1
「スター・ウォーズ/エピソード1」

Fox
(フォックス)

3,019 5 17,800,000 327,000,000
5 3

Notting Hill
「ノッティングヒルの恋人」

Universal
(ギャガ/松竹)

2,790 4 7,000,000 79,900,000
6 4

Instinct
「インスティンクト」

Buena Vista
(東宝東和)

2,129 3 3,100,000 27,000,000
7 5

The Mummy
「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」

Universal
(UIP)

2,325 7 3,000,000 141,800,000
8 7

The Matrix
「マトリックス」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,365 12 1,300,000 163,900,000
9 6

Entrapment
「エントラップメント」

Fox
(フォックス)

1,465 8 1,200,000 81,800,000
10 9

Tea With Mussolini

MGM

283 6 635,000 8,700,000

さあ、いよいよ全米はサマー・シーズンたけなわ。前週、記録的な興収を叩き出した「オースティン2」を易々と蹴落として、今週は「ターザン」が首位奪取に成功。夏の風物詩、ディズニー・アニメの面目躍如。一方、前週比42%の興収ダウンとなってはしまったが、「オースティン2」は2週目にして早くも1億ドルを楽々クリア。92年の「ウェインズ・ワールド」を抜いて、マイク・マイヤーズ出演作では歴代ナンバーワン。そして、「エピソード1」の累計興収は3億2700万ドル(約392億円)に達した。前週からさらに「ID4」「ジェダイの復讐」「ライオン・キング」を抜いて、全米歴代6位まで来た。5位の「フォレスト・ガンプ」(3億2970万ドル)、4位「ジュラシック・パーク」(3億5680万ドル)までは射程に捉えたが、その上の「E.T.」(3億9980万ドル)まで届くには少し時間がかかるか? なお、今週初登場のトラボルタ主演作「ゼネラルズ・ドーター(原)」も大健闘。1位になってもおかしくない成績なのに、上が強すぎて3位止まり。夏休みとはいえ、大人向けの作品も必要です。

1999年6月22日更新 藤井竜太郎

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