N・ケイジの狂気の始まり映す　ラブクラフト原作「カラー・アウト・オブ・スペース」本編映像

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［映画.com ニュース］恐怖小説やSF小説の先駆者H・P・ラブクラフトの小説をニコラス・ケイジ主演で映画化したSFホラー「カラー・アウト・オブ・スペース　遭遇」の本編映像の一部が公開された。

ネイサン・ガードナーと妻のテレサは子どもたちとともに大都会の喧噪から逃れるため、閑静な田舎に移住してきた。しかし、ある夜、爆発音とともに隕石の家の庭に落下奇妙な「色」、そして地に落ちた隕石、色に染められ一家の生活は心と体に影響を及ぼす地球外変異体との戦いに明け暮れ、理想としていた静かな田舎暮らしは悪夢へと変わってしまう。

このほど公開された映像では、いち早く未知との遭遇を察知し歯をむき出しにしてうなるペットの犬、うろたえるアルパカ、眠りを妨げられる長女（傍らにはラブクラフトが作り上げた架空の魔導書「ネクロノミコン」が）、パソコンに貼りついたようになってしまう長男、そしてあまりの轟音に、ベッドイン中のネイサンと妻が部屋を飛び出していく姿を捉える。裏庭に衝突した隕石と思われる物体は、この世のものとは思えない「色」を放ち、一人「色」の襲来を目撃した末っ子のジャックの奇妙な様子から、家族の狂気の始まりを感じさせる映像だ。

「カラー・アウト・オブ・スペース　遭遇」は、7月31日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで公開。