「2PM」と「2AM」の合体ユニット、ドキュメンタリー映画完成に600人熱狂

［映画.com ニュース］　韓国の人気男性アイドルグループ「2PM」と「2AM」のメンバーが結集したユニット「2PM＋2AM‘Oneday’」に密着したドキュメンタリー「Beyond the ONEDAY Story of 2PM & 2AM」の完成披露試写会が6月7日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。「2PM」のウヨン、ジュノ、ジュンス、チャンソン、ニックンと「2AM」のスロン、ジヌン、メガホンをとった大道省一監督が舞台挨拶に駆けつけ、来場した約600人のファンを熱狂させた。

野獣系アイドルと呼ばれる6人組「2PM」と、韓国No.1ボーカルグループとして名高い4人組「2AM」が合体ユニット「2PM＋2AM‘Oneday’」を結成。映画は2011年夏、日本で開かれた「JYP NATION in Japan 2011」で初めて10人そろってパフォーマンスした舞台裏をはじめ、アーティストとしての素顔や本音を語るインタビューなどが映し出される。

グループを代表し、チャンソンが「とてもいい映画に仕上がりました」と挨拶。両グループは同じオーディション番組で見出され、ともに“練習生”として夢を追いかけた関係だといい「寝食も一緒に過ごしていたので、今ではお互い家族のような関係」（ジュンス）。「2PM＋2AM‘Oneday’」名義で映画の主題歌「One day」が発売されることになり、チャンソンは「練習生時代から同じ夢に向かってきた10人が初めて同じ作品でレコーディングできたのは感動的」と感無量の面持ちだった。

劇中には、オフの時間に東京の街で過ごす10人の姿も登場し「水族館がすごく良かったです。近くにカメラがありましたが、撮影という感じではなく、実際に遊びに行った気分でした」（ウヨン）、「屋形船に乗りました。すごく景色がきれいで、食事もおいしかった。今度は家族で来たいです」（ニックン）。チャンソンが「今度はみんなで富士急（ハイランド）に行きたい」と提案すると、他のメンバーも意気投合。大道監督も「それ楽しそう。追加で撮影したいほど。もっと早く言ってよ（笑）」とすっかり乗り気だ。そして「10人の格好いい面、かわいい面はもちろん、皆さんが見たことないアーティストとして苦悩する表情もスクリーンにいっぱい映っている」とアピールしていた。

「Beyond the ONEDAY Story of 2PM & 2AM」は6月30日から全国で公開。