大地真央「こんなに動けるの!?」　三浦春馬のダンスを絶賛

［映画.com ニュース］　岸谷五朗と寺脇康文が主宰する、演劇ユニット「地球ゴージャス」プロデュース公演の第12弾「海盗セブン」の公開舞台稽古が3月7日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、岸谷と寺脇をはじめ、大地真央、三浦春馬、森公美子、施鐘泰（JONTE）、小野武彦が取材に応じた。

7つの海を盗み出した7人の大怪盗“海盗セブン”のもとに、フィクサー・ジョーと名乗る謎の男から前代未聞の依頼が舞い込み、新たな冒険の幕が開く。岸谷は「震災あっての（シナリオ）執筆だった。僕らにできるのは、お客さまに心の元気を与えることだけ」と決意を語り、来る3月11日公演の収益の一部を復興支援として、日本赤十字社などに寄付することを発表した。寺脇も「去年はつらく悲しい顔をたくさん見た。僕らの役割は、楽しいお芝居をお見せすることだし、今回は遊園地のような舞台を目指した。思いきり遊んでください」と心をひとつにした。

「地球ゴージャス」初参戦の大地は、「とってもゴージャス。わくわくした気持ちを最後までキープしたい」と声を弾ませる。岸谷が「若い役者たちが大地さんの“華”に、大いに勉強させていただいている」と敬意を示すと、「とんでもない。私のほうがバンバンいい刺激をいただいている。皆さんハイレベルで、いい相乗効果が生まれている」と最敬礼だ。

三浦は第10弾プロデュース作「星の大地に降る涙」（2009）で舞台デビューを飾り、今回が2度目　の“ゴージャス体験”。前回から一転、派手な衣装でアクションに臨んでおり「今まで見せたことがない三浦春馬の新境地に挑戦した」と気合いをみなぎらせた。ミュージカル経験豊富な大地から、「ダンスがすごい！　こんなに動けるのって驚いた」と絶賛されると、「めっちゃうれしい！」と喜びの絶叫。「歌もすごい」（森）、「何度も泣かされた」（小野）と共演者からも賞賛の嵐で、本番直前に自信を深めていた。

地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.12 「海盗セブン」は3月8日から4月22日まで赤坂ACTシアターで上演。名古屋、新潟、福岡、大阪での公演も行われる。