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hidechanさんへ
あなたが推奨される李栄薫という「学者」について調べてみました。どうやらマトモな学究と呼べるレベルのお方ではなさそうですね。けれども、そんな彼が以下のように発言されていることをご存知でしょうか?
「数字を言うときは、厳格な基準をもって語らなければならない。慰安婦の民族別構成や、1942年に1年間で支給されたサック(コンドーム)数、兵士が必要とする慰安婦の数などの記録から推定すると、朝鮮人慰安婦は最大でも5,000人程度だと見れば合理的である。」
品性下劣を絵に描いたような「名言」ですね。それでも「慰安婦」の存在自体は認めておられることは興味深い事実です。
戦時中陸軍士官として南京に駐在された三笠宮崇仁殿下が生前南京大虐殺について以下のように発言されています。
「最近の新聞などで議論されているのを見ますと、なんだか人数のことが問題になっているような気がします。辞典には、虐殺とはむごたらしく殺すことと書いてあります。つまり、人数は関係ありません。私が戦地で強いショックを受けたのは、ある青年将校から『新兵教育には、生きている捕虜を目標にして銃剣術の練習をするのがいちばんよい。それで根性ができる』という話を聞いた時でした。それ以来、陸軍士官学校で受けた教育とは一体なんだったのかという疑義に駆られました」(読売新聞社「This is 読売」94年8月号)
議論を数の問題に矮小化し、ひいては「だから存在しない」と決めつけるのは「自虐史観」論者の常套句ですね。
李何某さんのご本を読むのは、申し訳ありませんが、ご遠慮させていただきます。人生は限られていますし、世の中には実にためになる良書が山のようにあります。櫻井よしこさんのような在日ヘイト、差別意識丸出しのお方が絶賛されるような李何某先生の「名著」を読んでいる暇はないのです。
逆に、こちらからお勧めの本をいくつかご紹介いたします。
「帝王と墓と民衆」三笠宮崇仁.1956
「マクドゥーガル報告書」G.マクドゥーガル、1998(アジア女性基金のサイトで全文が閲覧可能)
正しい知識を得るのに遅すぎることはありません。hidechanさんが「自虐史観」の呪縛から解放されんことを切望しております。