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【免罪の恐ろしさを描いた作品。夫が自らの歯の治療のために、愚行に走ったと思ってしまった妻の精神が崩壊していく過程も、恐ろしき作品である。】 ■妻、ローズの歯の治療のために借金をするために保険会社を訪れたマニー(ヘンリー・フォンダ)。
 対応した窓口係は彼の顔を見て驚く。
 以前保険会社を襲った強盗に瓜二つだったのだ。
 彼は警察に連行され、覚えのない罪を背負わされる。
 何とか保釈にこぎつけたマニーは、妻と共に無実を証明しようと奔走するが…。

◆感想

ー 本作は、冒頭にアルフレッド・ヒッチコックが登場し、”今作は事実に基づいた作品である”と語るシーンが印象的である。-

・冤罪は最近では少なくなったと思いたいが、今作発表時代や、日本でいえば戦後の幾つかの免罪事件で、その後数十年をかけて無罪判決を言い渡された事件が脳裏に浮かぶ。

・今作でも、妻の歯の治療費用を借りるために、銀行を訪れたマニーが、真犯人と酷似しているという銀行員の”主観”に依って、勾留され、果ては裁判にまで縺れ込む。
ー 妻の心労や、如何に・・。精神に異常を来すのも良く分かる。警察の捜査方法の杜撰さも含めて・・。-

<今作は、今までにないアルフレッド・ヒッチコックの、当時多発していた、警察による杜撰な捜査による冤罪をテーマにした作品である。
 全く、他人事ではない視点で、今作を制作したアルフレッド・ヒッチコックの慧眼に、頭を垂れる作品である。>

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