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【ポン・ジュノ監督の”様々な怒り”が炸裂する、第1級のエンターテインメント、社会派作品。究極の家族愛を描いた作品である。】 ー 最初に鑑賞した際には、
 ”2002年に愚かしきアメリカの学者が、埃を被っていたホルムアルデヒドを観江に廃棄させたために、巨大両生類の化け物が出現し・・、”と言う設定に、ゴジラがモチーフかな?
 と思って面白く、鑑賞した。
 『だが、2021年、ウィルスが蔓延している状態で、再鑑賞すると、ポン・ジュノ監督の様々な怒り』が見えた気がした作品。ー

◆様々な怒り(推測)
 ・観江の脇で、貧しき物売りを営むパク・カンドゥ(ソン・ガンホ)が、子供ヒョンソが、”怪物に食われてしまった”のに、政府の人間たちから、被害者でもあるのに”感染者”として、隔離されてしまうシーン。
  ー コメディタッチで描いているが、娘を助けに行けないカンドゥの姿を通じて、政府への怒りを表現している。ー

 ・貧しき、カンドゥや、大学を卒業したのに、職に就けない弟ナミル。
 そんな中、ソウルオリンピックが開かれ、妹ナムジュ(ペ・ドゥナ)は、アーチェリーの選手として、銅メダルを獲得する。
 - ここも、”貧しき社会なのにオリンピックを開催できる状況か!” という怒りを感じる。どこかの国に似ているなあ・・。-

 ・アメリカ軍が、ウィルスを駆除するために、”エージェント・イエロー”と言う、怪しげな化学物資を使用するが、貧しき、パク一家と河原のホームレスが、捨て身で化け物と対峙するシーン。
 - 両生類の怪物に対し、”火”で攻撃するシーン。火炎瓶・・、懐かしいなあ・・。そして、銅メダリスト、ナムジュの放った火矢・・・。 化学物質などに、アメリカなどに依存せず、戦う姿が、強烈な皮肉に見える。 -

<一度目とは、鑑賞条件が激変しているせいもあるであろうが、大変面白くも、イロイロと考えさせられた作品。
 ポン・ジュノ監督は、現在の世界の状況を予想していたのだろうか・・。
 天才であることには、間違いない。>

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