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誰もが心の底で嵐を待っている。 生きていれば誰しも傷を抱える。それは楽しかった思い出が色鮮やかであればあるほど、立ち直るのが遅くなる。それでもいつかは、そのいつかに…人はすがって歩みを進める。

「あらすじ」

クオイルは父の自殺を聞いて訪ねて来た叔母を頼りに、父がかつて住んでいた島に移り住むことになる。はじめはこんな辺境の地で暮らしていけるのか不安だったが、島民の気さくさに解され、少しずつ馴染んでいく。信じて結婚した妻(若い男と出て行き、そのまま事故死してしまうが…)が遺した娘(愛娘も妻に売買される寸前だった)と、クオイル一族の住んでいた家で暮らしていく中で、クオイルの血族の忌まわしき過去や穏やかにみえた島民の抱える葛藤と向き合いながら、過去を清算していく。

「感想」

ケルト調の音楽に乗せながら物語が進んでいくため、重くなりすぎないよう配慮されている。(浮気や蒸発、自殺、近親相姦、同性愛、暴力、知的障害など、挙げてみてもよくここまで盛り込んだなと、監督と原作者には脱帽するばかりである。)

この作品が何故この年のアカデミー賞にすらノミネートされていないのか謎。(黒人のダブル受賞やロードオブザリングなど話題性の強い年だったため敬遠したのか…)

改めて、昨今のヒーローブームも落ち着き、現実的な作品が劇場でも増えてきてるかなと感じる今日この頃だからこそ、観て良かったと思える良作だった。

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