コラム：『スター・ウォーズ』まとめ - 第5回

　「J・J・エイブラムスが監督を降板!?」というニュースが駆け巡った。が、これはウソ。この噂が広がるのも速かったが、ディズニーがこの噂を否定した速度も画期的。ほとんど同日内に否定コメントを発表した。

　さらにディズニーは、ドイツで開催中の「スター・ウォーズ」ファンのイベント、セレブレーション・ヨーロッパで新たなニュースを提供。ルーカス・フィルムの代表キャスリーン・ケネディが出席し、前6作すべての音楽を担当したジョン・ウィリアムズが「エピソード7」も手がけることを発表した。このとき上映された動画では、ウィリアムズが「J・Jは、新作の監督としてパーフェクト」と熱弁。これもJ・J降板の噂を払拭するため？　この調子で、ディズニーがどんどん新情報を発表してくれたら、ファンは大喜びだ。

　また、キャスティングにもビックリな噂が浮上。ディズニーの子ども番組出身の俳優2人、ライアン・ゴズリングとザック・エフロンが出演するかも、との噂が。しかし、ゴズリングは「ドライヴ」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ　宿命」、ザック・エフロンは「ペーパーボーイ　真夏の引力」と、2人ともシリアス路線邁進中。さらにJ・Jは「スター・ウォーズ」第1作の大ファンで、英国のスタジオで撮影するのも、第1作を踏襲したもの。そのため、キャスティングも第1作同様、新人を起用するだろうと見られている。にもかかわらず、こんな噂が浮上するのがおもしろいところ。今度はどんな予想外の噂が飛び出すのか、ますます目が離せない。