コラム:リロの韓国パラダイス - 第4回
2010年8月30日更新
第4回:国民的アイドルの体当たりバラエティ「SUPER JUNIORのミラクル」
アンニョン、リロです。暑い毎日が続いていますが、みなさん素敵な夏の思い出はつくられましたでしょうか。今年の夏は、韓国だけでなく日本でもK-POPアーティストのイベントがたくさんありました。韓国では2PM初の単独コンサートをはじめ、BIGBANGのファンミーティング、SMエンタテイメント所属歌手が集まるSM TOWN、そして日本では、4minute、KARA、Brown Eyed Girls、少女時代がパフォーマンスを見せてくれました。日本デビューを果たしたガールズグループの話題を取り上げるワイドショーも増えましたよね。ファン以外の方からK-POPアーティストの話題を聞くたび、その魅力と日本でのK-POPの人気を改めて実感します。
私のこの夏の思い出はというと……行ってきました! 韓国! 韓国で知らない人はいないと言われている国民的アイドルSuper Juniorのコンサートへ行くためです!! Super Juniorは東方神起と練習生時代をともにしており、メンバー同士もとても仲が良いので、東方神起ファンで知らない人はいないかも。まず彼らの写真を見て、みなさんが一番に思うことはおそらく「人数多っ!」。はい、素直な感想ですね(笑)。
13人が集まるSuper Juniorですが、その性格はもちろん、得意分野においてもさまざまな個性を発揮しています。バラエティ番組では、重要なポジションのリーダー、イトゥクをはじめ、カンイン、ウニョク、シンドンが活躍。キボム、シウォンは、俳優として注目されています。歌唱力が評価されているのは、日本でもライブを行ったイェソンや、リョウク、キュヒョン。そしてミュージカルやラジオ、国外のCMに出演するなどマルチに活動しているのがソンミン、ヒチョル、ハンギョン、ドンへです。メンバーの中には、東方神起のジュンスとグループを結成するために準備していた子もいるほど、実力派が集まっているのがSuper Juniorの特長です。
そんな彼らの人気は、アジア全域に拡大しています。「リロの韓国パラダイス」を始めてから4カ月が経ちますが、実は一番多かったお便りが「Super Juniorを取り上げて下さい!」といった内容のものでした。私が参加した「SUPER SHOW 3」でも国内ファンはもちろん、中国、日本、タイ、マレーシアからたくさんのファンが結集。そのため、映像アナウンスやメンバーの挨拶も各国の言葉が飛び交います。これにはファンも大喜び。一番新鮮だったのは、韓国特有の“ファンのかけ声”。これが本当にすごいんです! 最新曲「BONAMANA」では、「Super Junior!!」のきょう声が飛び交い、サビの部分は絶妙なタイミングでファンが「はっ!」と印象的なかけ声を放ちます。アリーナには座席がなく、自分の好きなメンバーが近くに来ると走ってついていく! という、これまた特有のスタイルも体験しました。日本のファンはおとなしいと、来日したアーティストが言う理由が少し分かった気がします。マイクを使わずにファンとおしゃべりしたり、ステージにファンが投げ入れるたくさんの非公式タオルやプレゼントにも驚きです。「○○オッパ(韓国で親しみを込めて言うお兄さんの意)はかっこよかったよね」と、最後までファンをまとめるリーダーのイトゥクにはほれぼれしました。
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