コラム:編集部コラム やっぱりアニメはヽ(´▽`)ノ日本が一番 - 第21回

2014年4月9日更新

編集部コラム やっぱりアニメはヽ(´▽`)ノ日本が一番

第20回:つぶやきから話題の作品をピックアップ!2014年春アニメトップ10

今回のアニメコラムは、トーキョーアニメニュース提供による注目の春アニメトップ10をお届けします。

文:トーキョーアニメニュース

続々と放映が開始されている2014年春のTVアニメーション新番組。たくさんの作品があり「どの作品を見ればいいの?」と迷っている方も多いはず。そんな人のために、Tweitterでのつぶやきの量をもとに番組のもりあがり度を判定する「みるぞう(http://miruzow.nifty.com)」提供のデータをもとに、3月13日から3月25日までの間にTwitterにてツイートされた回数が多かった上位10タイトルをピックアップ。放映直前の盛り上がりを分析してみた。

まずはツイート数による総合順位から。

1位:「ラブライブ! 第2期」/429,645ツイート
2位:「ジョジョの奇妙な冒険 第3部 -スターダストクルセイダース-」/174,861ツイート
3位:「ハイキュー!!」/81,310ツイート
4位:「金色のコルダ Blue♪Sky(金色のコルダ3)」/21,970ツイート
5位:「FAIRY TAIL-フェアリーテイル-」/21,575ツイート
6位:「ケロロ」/20,299ツイート
7位:「メカクシティアクターズ(カゲロウプロジェクト)」/18,103ツイート
8位:「デート・ア・ライブII(第2期)」/17,713ツイート
9位:「蟲師 続章(前期)」/12,039ツイート
10位:「健全ロボダイミダラー」/7,754ツイート

■圧倒的な話題性は「ラブライブ!」…その理由は?

熱心なファンにも支えられ、 圧倒的なツイート数となった「ラブライブ!」
熱心なファンにも支えられ、 圧倒的なツイート数となった「ラブライブ!」

というわけで、「ラブライブ! 第2期」が圧倒的な話題性で2位以下を大きく離して第1位に輝いた。

「ラブライブ!」は、高坂穂乃果をはじめとした美少女たちによるスクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」のメンバーが、廃校の危機に陥った母校を救うため、歌にダンスにと奮闘する様子を描くアイドルたちの青春物語。第1期は目標としていた学校の存続が決定し、μ's解散の危機も乗り越えた彼女たちのその後の活動が気になって仕方がない、といったところだろう。

特に3月21日の盛り上がりは凄まじく、なんと10万件を超えるつぶやきが集中した。この日何があったのかというと、ニコニコ生放送での第1期全話一挙放送が催されたのだ。さらに、ソーシャルゲーム「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」でのプレイヤーも多数この“祭り”に参加したことで、驚くべき結果を生み出したようだ。また、ツイートを見ていくと、熱心なラブライバー(※「ラブライブ!」ファンのこと)が、作品を知らない人に「一挙放送を機会に、一度見てみて!」と誘いをかけている様子もチラホラ見受けられた。

第2位の「ジョジョの奇妙な冒険 第3部-スターダストクルセイダース-」は、少年ジャンプにて連載されていた、漫画家・荒木飛呂彦による同名コミックのアニメ化作品。2012年には第1部および第2部を描いたTVシリーズが放映されており、その好評を受けての再アニメ化となる。

原作でも人気の第3部がアニメ化される 「ジョジョの奇妙な冒険」
原作でも人気の第3部がアニメ化される 「ジョジョの奇妙な冒険」

こちらは3月13日に急激にツイートが盛り上がった。この日はスマートフォンアプリ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ(ジョジョSS)」のiOS版が配信されるという大きなイベントがあった。以後「ジョジョ」関連の話題は、1日1万ツイート前後をキープするようになっている。また、AnimeJapan 2014にて「スターダストクルセイダース」のステージイベントが開催された3月22日には、集計期間中最多となる1万7000件を超えた。イベントの模様はバンダイチャンネルでの生配信も行われたが、Twitterユーザーによる会場からの中継も多く、コンビニエンスストア・ローソンとのコラボには興奮の声が上がっていた。

さて、第3位の「ハイキュー!!」は週刊少年ジャンプにて連載中のバレーボールマンガ(原作・古舘春一)のアニメ化作品。ジャンプ連載作品の中でもトップクラスの女性人気を誇る作品ということで、石川界人や入野自由、神谷浩史など、ツボを押さえたキャスティング。アニメーション製作も「攻殻機動隊」などで知られるProduction I.Gが担当しているので、クオリティは折り紙つきだろう。

高い女性人気を誇る「ハイキュー!!」
高い女性人気を誇る「ハイキュー!!」

本作のツイートが大きな盛り上がりを見せたのは3月23日で、9000件を超えるつぶやきが投稿された。「ジョジョ」同様、AnimeJapan 2014でのステージイベントが行われたタイミングで、注目度の高さがそのままツイート数に反映されたようだ。また、集計期間のほぼ全日を通じ、3月13日にYouTubeで公開されたOPテーマ「イマジネーション」に対する「カッコイイ!」という感想が絶えずつぶやかれていた。また、多くの地域では「マギ」の後番組ということで、「マギ」の放映終了を惜しみつつも「ハイキュー!!」の放映開始を祝う声が多かった。両作品のファン層はある程度共通しているようなので、スムーズに視聴者の移行が進みそうだ。

第4位の「金色のコルダ Blue♪Sky(金色のコルダ3)」は、コーエーテクモから発売されている女性向け恋愛シミュレーションゲームのアニメ化作品。12人のイケメンキャラクターが登場するということで、こちらも女性ファンからの注目度を集める。

つぶやきは、やはりAnimeJapan 2014会期中の2月22日に最高潮を迎えた。登場キャラクターによるユニット「Maestro Fields(マエストロ・フィールズ)」によるCDアルバム5枚連続リリースが発表されたためだ。演じる(歌う)声優について言及するコメントも多く、キャラクターと声優の人気が渾然一体となり、相乗効果を生み出しているさまをうかがうことができた。

筆者紹介

映画.com編集部のコラム

映画.com編集部・あさかよしあき。編集部のアニメ好き。若手女優やアイドルのチェックにも余念がない。もちろん普通に映画も好き。

Amazonで今すぐ購入

映画ニュースアクセスランキング

本日

  1. 宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが四姉妹 是枝裕和がドラマ化「阿修羅のごとく」メイン予告、スペシャルアート、追加キャスト発表

    1

    宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが四姉妹 是枝裕和がドラマ化「阿修羅のごとく」メイン予告、スペシャルアート、追加キャスト発表

    2024年12月17日 08:00
  2. ソニー、「スパイダーマン」関連作品の展開を終了へ 「クレイヴン」が最後のスピンオフに

    2

    ソニー、「スパイダーマン」関連作品の展開を終了へ 「クレイヴン」が最後のスピンオフに

    2024年12月17日 17:00
  3. 元ボンドガール、次期007の女性起用に異議 「伝統を守るべき」

    3

    元ボンドガール、次期007の女性起用に異議 「伝統を守るべき」

    2024年12月17日 12:00
  4. 津田健次郎、中1時代の写真を公開 “趣味”で丸刈りにしていた「自分でも何を言っているか……」

    4

    津田健次郎、中1時代の写真を公開 “趣味”で丸刈りにしていた「自分でも何を言っているか……」

    2024年12月17日 14:00
  5. 永野芽郁×大泉洋で東村アキコの自伝漫画「かくかくしかじか」を映画化! 原作者自ら脚本を担当 公開日決定&特報披露

    5

    永野芽郁×大泉洋で東村アキコの自伝漫画「かくかくしかじか」を映画化! 原作者自ら脚本を担当 公開日決定&特報披露

    2024年12月17日 13:00

今週