十角館の殺人のドラマレビュー・感想・評価
原作未読ならまず原作から
原作未読で視聴
これほど時を巻いて戻したいと思ったのは初めて
まず、PVや広告で「あの1行を…」と言う文言を多用していたせいで、頭のどこかで「あぁ、どんでん返しが来るんだな」と身構えてしまっていた
まぁそこは良い
ミステリなんてそう言うものだ
しかし、この小さな歪すら、第4話の壮大な「ネタバラシ」を台無しにする原因となった
まず原作からの「ミステリー要素」は、割と良いと思う
明らかに怪しいスケープゴートが居て…的な展開や、過去の事件が…と言うストーリーは悪くない
しかし演出と"俳優"がよくなかった
あの場面に向けた"伏線"や"カメラワーク"のせいで、1話時点でなんとなく察してしまい
俳優が〇〇〇〇のせいでいくら〇〇を変えようが〇を変えようが、おや?と思うシーンはいくつもあり、2話で確信に変わり3話はニヤニヤしながら見て、4話のあのシーンで大笑いした
心の底から「違ってくれ」と願ったが、そのままだった
これ、文章で読んだら心の底から驚けたのかもしれない
シックス・センスやソウ、ユージュアル・サスペクツを見たときのワクワクを感じられたのかもしれない
だからこそ、まだ間に合う人は、ドラマを見ずに小説を読んでほしい
手遅れになる前に、事前情報を入れずに