イクサガミのドラマレビュー・感想・評価
外国人向け日本コンテンツ
映画ではなくNetflixで作る時点で、外国人に向けて「日本のこうゆうサムライとかカタナとかあなたたち好きでしょ?」っていう為の作品という印象。
どことなく◯カゲームのような要素から始まりつつ、戦闘シーンではしっかりと日本映画の映像技術を魅せる。
街並みや建物、小道具などは日本でしか作れないほどのクオリティでセット美術や大道具、小道具さんのスタッフさんを優秀な方で揃えたのかなと思う。
ただ、一方でキャストが豪華なのは言うまでもないけど、岡田と二宮を見ると「あぁ、ジャニタレ作品か...」という気持ちがまだまだ出てしまうのはどうしようもない。
できればどっちか1人にして欲しかった。(ちなみにどちらも独立されてますが、やはり印象は強い)
あとは東出昌大さんの関西弁が聴くに耐えないレベル。笑
あそこまで下手な関西弁なら無理に関西弁キャラにする必要があったのか脚本家を問い詰めたくなる。
有名俳優陣があっさり死んでしまうストーリーにも関わらず、旅路の邪魔にしかならない女性が生き残るのはもはやお約束としても、邪魔にしかならない弱男も見捨てれば良いのに一緒に旅をして生き残ってしまう。あそこで見捨てて弱男が処刑されてれば星はあと1つぐらい上になってたと思う。
あと、「生存」というテーマにも関わらず、生に不可欠な欲求(性欲、食欲、睡眠欲)部分があまり描かれていないのは明らかに物足りない。
