極悪女王のドラマレビュー・感想・評価

4.012
33%
53%
14%
0%
0%
採点

4.0素晴らしい女優がたくさん

杉本穂高さん
2024年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

プロレスシーンの迫真性がここまでのレベルになっているとは思わなかった。日本の俳優もアクションチームも、きちんとした環境さえ与えられればすごいことができるんだということだ。
心優しい女の子が、プロセスの夢を叶えるため、そして母親に家をプレゼントするためにヒールのレスラーとして昇り詰めていく様を迫力ある物語として描き出している。
ゆりやんの存在感は主演にふさわしかった。こういう迫力のある役者が日本には足りなかったと思う。剛力彩芽は俳優業では、これまでいまいち存在感が出せてなかったが、これでブレイクだろう。唐田えりかもようやく表舞台に本格的に帰って来てくれた。この作品は、才能ある女優がたくさん見られるのがいい。鴨志田媛夢が演じるジャッキー佐藤もカッコよかった。
プロレスブームという虚実の入り混じるショーをフィクションのドラマとして見るのは、二重に虚構性が混じるような体験なのだが、プロレスシーンのガチ感がリアリティを担保していて、上手く成功していた。こういうレベルの作品が増えてくると日本実写作品の競争力が高くなっていくだろう。

杉本穂高

5.0テーマはブック

dekoさん
2025年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

興奮

負ブックをのむほう、勝ちブックをのむほう、ブックをのませるほう。
これらの三つ巴の展開の末の最後の最後のリング、4人のレスラー+レフェリーの5人舞台。圧巻でした。感動しました。
女子プロレスを目指した少女たちのピュアーさは心の奥に生きていました。どれだけ場数を踏んでも消えなかった思いがこもった最後のリングは最高でした。
リングに上がった者たちが織り成す様式美~こちらの得意技を受けてくれたら、次は相手の得意技を受ける。受け身の取れない技は使わない。暗黙の了解ごとをこれぞプロレスの様式美と言いたいような流れと所作で表現しながらもあえてブックのない結末に向かっていきます。
主要なキャストは全員ほぼスッピン。セックス、性的な言動やからかいなどは一切なく、部屋干しの洗濯物にもパンツ1枚ありません。少女たちの純粋さが伝わってきます。
本当に丁寧に隅々まで計算されて仕上げられた作品です。
ありがとうございました。

deko

5.0一気見しました。

Paula Smithyさん
2025年1月13日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
Paula Smithy

2.5鬱でシビアな世界

月子さん
2024年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

リアルタイム世代ではないが幼少期はスポーツと捉えるには難があり、格闘技とエンタメを融合させたサーカスのように見えていた。
ゆりあんさんを筆頭としたキャストたちが渾身の演技と役作りでより良い作品に仕上げようとする覚悟は犇々と伝わる。特に攻めのアクションより受けの表現の方が見入るものがあった。
ただヒューマンとしては物足りなさや展開の中弛みを感じ、クライマックスまでがどうしても鬱々した演出に思えました。

月子

4.0面白い!

名前さんさん
2024年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

フィクション多数だけど
逆に、全部現実にあった事だとしたら
救いが無さ過ぎて面白くなんて見られない。
それに
ゆりあんの演技が本当に良かった。
演じる系の芸をするタイプの芸人の演技はなんか良い!

名前さん

4.0プロレスわからん

ちょびさん
2024年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

プロレス好きじゃないから見るつもりなかったけど、見始めたら止まらなくなり一気見。
子どもの頃、ダンプ松本ってバラエティとかにも乱入してたよな、でもダンプやめて松本香さんになったとき、優しそうな顔って思ったの覚えてる。
でも、全国民の敵って攻撃されてたけど、キャラだろって子どもでも分かってたけどな。。
唐田えりか、剛力彩芽、好きじゃなかったけど大好きになってしまった。特に千種よかった。倍の長さでもいいし、スピンオフも見たい。

ちょび

4.0ダンプ松本やプロレスをよく知らない人も見るといいよ

上田さん
2024年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ダンプ松本の現役時代は知っているけど子供だったからよく覚えていないくらいの世代です。
まずプロレスシーンの完成度の高さ、分量の多さに驚いた。さすがのネトフリ(予算豊富)は本気度が違うと思った。ゆりやんさんのヒールっぷりが想像を超える凄まじさ。あんなに表情豊かに演技ができるのか。ジャイアントスイングをする剛力彩芽さんを見られるとは思っていなかった。レスラー役の女優さんたち全員に拍手。
物語は家庭環境に恵まれない少女が成り上がっていくストーリーで、出だしは主人公がうだつが上がらないのでテンポが悪い。しかしヒールとして覚醒してからの活躍と、それぞれが売れっ子になればなるほど崩壊していく人間関係の描き方が面白く夢中で一気見した。最後はウゼえやつらを全員ぶっ飛ばして大暴れ。だが決して安直なものではなく丁寧にエピソードを積み上げた結果色々なものが絡み合いうまくそこに繋がっている。ラストが気持ちよすぎてウッカリ泣いてしまった。
私にはどのあたりがフィクションでどこが事実なのかはわからなかったがあまり関係なかった。血みどろが平気な人はプロレスがわからなくても見て欲しい。熱い友情、夢、信念、青臭いと思われがちだけどやっぱりそういうのって楽しいから。

上田

5.0泣いた。おまえら最高だ!

tonさん
2024年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
ton

4.0リアルに、この時の女子プロ中継観てたので、再現度の高さにビックリ@@!

eigatama41さん
2024年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

興奮

この作品数年前にキャスティング見た時、、大丈夫かって思いましたが・・・
リアルに、この時の女子プロ中継観てたので、再現度の高さにビックリ@@!

ジャッキー佐藤の立ち振る舞い
まだ線は細いが、女子プロ界の風習に風穴あけるクラッシュの2人を演じた唐田&剛力良かったです!
そしてユリアン演じるダンプが、闇堕ちする描写は、ジョーカーを彷彿する凄まじさ!!

当時、御法度にされてた暗黙の了解の数々に、試合結果・・・
あっアレそうだったんだと納得する数々のエピソードは必見!!
会場描写は、過去のコレ系では一番だったと思うし・・・
試合シーンのカット割りが絶妙〜流石の白石組!!

あえて言えば、ジャガー横田とデビル雅美の強さ迫力存在感は、劇中の10倍くらい凄かったけどね^^!

追記・阿部四郎役の音尾さんサイコーでしたw

eigatama41

4.5素晴らしきシスターフッドストーリー

2024年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

興奮

私は全女全盛期はまだ産まれてないかヨチヨチだったので詳しくは知らない状態で観ました。
この頃の女子プロレスが若い女性に人気だったという話は知っていましたが、このドラマを観てなるほどと思いました。

社会的に抑圧されてきた昭和末期の女性達のカタルシスだったんですね。
それはリングに上がるレスラーさん達も同じだったんでしょう。
これはダンプ松本さんのサクセスストーリーですが、同時に女子レスラー達を利用し搾取する男性経営陣という構造が描かれています。
(だからといって男性もそこまで悪者として描かれてはいません。言葉遣いも当時ならこんなもんだろうなと思う程度でした)

仲違いはありますが最終的にはシスターフッドでそれらに一矢報いるという内容ですので、暴力描写が苦手でなければ女性にこそおすすめしたい作品です。
俳優さん達には水着衣装姿になるのにもインティマシーコーディネーターを介したという話でしたし、鈴木おさむさんがプロデューサーなので女性が主体の作品でも変に女性性を利用するような作品にはなっていないだろうなと安心して観られました。

グレーてる

4.0昭和プロレス世代は必見

マッチさん
2024年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

鈴木おさむの企画力流石!ネットフリックスの豊かな資金力、素晴らしい。(鈴木おさむは、通常のギャラの5倍を得たらしい)ユリやんの再現度、凄すぎる。唐田エリカは、いろいろあって干されて、好感度をすべて失い、女優生命の危機だったが、一気に形勢逆転できるほどの熱演だった。素晴らしいし、可愛かった。剛力もしっかり脇を固めて堅実に頑張っていたが、さすがに唐田には及ばなかった・・が。良かった。こちらも評価は上がったと思う。こういうヒューマン、アクション、スポ根映画といえば、「ロッキーシリーズ」が最高峰で、日本映画もボクシングなどを題材に数多くの「リング」物を作ってきたが、ロッキーシリーズには遠く及ばなかった。しかし、この作品は違うと言える。凄い臨場感と実際にあった試合の再現度が、まぁー、えげつなかった。全5話、一気見はできなかったけど、2日で見ました。この秋、超お勧めです。女子プロ世代は100パー泣きます。

マッチ

3.5ゆりやんがすごい

白波さん
2024年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

女子プロのヒールアイコンとも言える、ダンプ松本の物語。
何と言ってもゆりやんの体当たりの演技でしょう。
芝居そのものより、身体作りからちゃんとしているのがみて取れました。
もちろん周りのスタッフが支えているのは勿論なのですが、それでも相当頑張ったでしょう。
物語はクビ寸前だった頃から始まり、ヒールターンでのし上がっていく姿が描かれておりとても見応えがありました。
もうダンプを知らない世代ばかりでしょうが、彼女の魅力が溢れている作品ですよ。

白波
「極悪女王」の作品トップへ