サムダルリへようこそのドラマレビュー・感想・評価
済州島舞台のドラマはなぜこんなに沁みるのか
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都会と田舎、そしてメインカップルとサブキャラのバランスがとにかく心地よかったです。
ソウルと済州では諸々のセンスや人間関係で一長一短だけど、両方を体験することによって今までみえてなかったものが見えてくることってありますよね。
メインカップル、今までチ・チャンウクに恋したことなかったけど、初めてキュンとした。
チ・チャンウク、シン・ヘソンにぴったりの役柄で、お似合いだったなぁ。
ストーリーも、胸糞悪いパン・ウンジュ、障がいとなる父親の悶々だけじゃなく、メインカップルにライバルがいるもの中だるみしなかった高ポイント。
特に父親、人の部屋勝手にあさるし、自分だけが悲劇のヒロインで、本当にイヤだった。
かと思えば、結構あっさり許すってゆー。でも本当は自分でもこの現状がイヤで、打破したかったんだろうな。わかってるけど、後に引けなくて、意地やプライドが邪魔しちゃってたんだよね、きっと。ケンカあるある。
パン・ウンジュも、最後もうコテンパンにしてくれ!って思ったけど、その後を描かないのがこの作品の優しさ。
最後までハラハラしたし、あと1話で収まる?って心配だったけど、駆け足感もなく上手くエンドを迎えました。
最後までヨンピルはお天気バカで愛らしいし、コンビニ店員の正体も「そこひとひねりあるんだ」って笑うし、キム・テヒの登場もなんかちょっと前の韓国ドラマっぽいし、OSTもどこか懐かしいし、「賢い医師生活」に似たノスタルジックを感じました。
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