二十五、二十一のドラマレビュー・感想・評価
人生で一番がむしゃらで怒涛で輝いている瞬間
ストーリーは、結末がわかってから始まります。
高校生~20代って、自分のやりたいことが決まっていなかったり、挫折することも多いですよね。
そんな時を過ごした青年少女の苦悩を描いています。
ヒロインの高校生ナ・ヒドを演じるのはキム・テリ。第58回百想芸術大賞では、主演女優賞を獲得しました。
それもそのはず。
年を知らずにみていたのでてっきり20代前半かと思っていた彼女は、なんとこの時31歳…!
童顔もさることながら、はつらつとしたキャラクターは高校生そのもので、演技力に目を見張りました。
もう一人の主演ペク・イジンを演じるナム・ジュヒョクは、影のある役が続いていたけれど、「恋のゴールドメダル 僕が恋したキム・ボクジュ」以来、久しぶりに明るい役柄で、魅力が溢れております♪
後半はあの子犬のような儚い目をするジュヒョクがでてきますが、ジレンマと戦う彼の表情に心がきゅっとなりました。
そして、ヒドの友人ムン・ジウン役で出演しているチェ・ヒョヌクですが、鑑賞済みの方は既視感があったのではないでしょうか?
そう、チャン・ギヨンにそっくりなのです。彼の演技力にも注目しながら、一度その目で確かめてみてください♪
ヒドの友人チ・スンワンは、自分を持っているしっかり者。柔軟にならなければならない場面では、わかっていながらも心がついていかない様には胸が苦しかったな…。
後半の、ヒドの憧れの選手ユリムとの一戦も必見です。涙腺崩壊します。
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