私たちの映画

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シリーズ紹介・あらすじ

ナムグン・ミンとチョン・ヨビンが初共演したラブロマンス。スランプに陥った映画監督と、余命宣告を受けた女優の卵の刹那的な愛を描く。

映画監督の巨匠を父に持つ若き映画監督イ・ジェハは、デビュー作で華々しい成功を収めるも、作品が完成した日に父が亡くなり、そのショックとプレッシャーからスランプに陥っていた。そんなある日、難病を抱え、命のタイムリミットが迫っている女優の卵イ・ダウムと出会う。5年ぶりの新作として父親が手がけた名作のリメイクを選んだジェハは、余命宣告を受けたヒロイン役にダウムを起用。限られた時間のなかで撮影に奔走するふたりは、映画製作を通して生きる意味と人生最後の愛を見つける。

ジャンル:ドラマ恋愛韓流・韓国

原題:우리 영화
製作国:韓国

シリーズ

スタッフ・キャスト

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ドラマレビュー

3.5余命ものは安易なお涙頂戴なのか?

杉本穂高さん
2025年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画製作を題材にしたいわゆるバックステージもののラブロマンスだ。若き天才監督イ・ジェハ(ナムグン・ミン)は、偉大な父の死を機にスランプに陥っていたが、そんな彼が、父の代表作をリメイクすることになる。その内容は「余命もの」で現代的にリファインして「安っぽいお涙頂戴もの」にしたくないと考えた主人公は、リサーチのために病院を訪れる。そんな彼の前に実際に余命宣告を受けた女性イ・ダウム(チョン・ヨビン)が現れる。
実際に余命宣告を受けた人を目に、余命ものがただの安っぽいお涙頂戴ものといえるのか。そして、スランプに陥って時間を無為に過ごした映画監督と余命宣告を受けて時間がないヒロイン、2人が育む愛が展開していき、元恋人の女優なども絡んできて恋愛ストーリーと映画製作が交錯していく。

余命ものは安っぽい、という感覚は今確かに敷衍しているが、それもまたステレオタイプなのではないか、という観点は面白い。2話までを見た時点での感想だが、なかなかひねりの効いたラブストーリーになりそうだ。

杉本穂高
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