損するのは嫌だからのドラマレビュー・感想・評価

う～ん…シン・ミナ×キム・ヨンデ共演で設定も面白そうだから楽しみにしてたのですが…なんだろう、気の強いヒロインに共感できなかったからかな。ずーっと何かが浮いているような気がしながら、なんとか完走しました。
12話だからすべてが急ぎ足で、8話あたりで謎感情のまま恋愛モードに突入したり、ライトとヘビーのバランスがあまり良くなかったように感じます。
普段は嬉しい他作品の引用だったりパロディも、なんか違うんだよな…と思ったり。
「彼女の私生活」の脚本家キム・ヘヨンさんと、「力の強い女　カン・ナムスン」の演出家のコネを利用して、最大限に散りばめてみましたって感じ。

へヨンの突拍子もない考えというよりも、ヤンキーあがり設定ゆえの気の強さと上から目線なのが気になるし、ジウクがずっとへヨンのことを「お客様」って言うのもなんかなぁ…。
ポク・ギュヒョンもヨ・ハジュンも全員絶妙にイヤなやつで「好かん！」って思った。
ひとつだけよかったのは、キム・ヨンデと「ペントハウス」で共演したハン・ジヒョンちゃん。「ペントハウス」とは真逆の性格で、愛らしくてとてもよかったです！彼女が主役のスピンオフ「社長のお品書き」があるので、こっちに期待します！