ウ・ヨンウ弁護士は天才肌のドラマレビュー・感想・評価
女優パク・ウンビンは天才肌
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(Netflix)全話鑑賞。
配信ドラマは評判の良いものから観ていますが、現状自然と韓国ドラマが多くなってしまう。
これが今の韓国のエンタメ業界の勢いなんでしょう。観ていても素直にそれを認めてしまいます。内容・独自性・品質、どれをとっても大衆を引き付けるだけの作品を提供していますからね。本作も面白かったです。
自閉症スペクトラム障害者の仕事(弁護士)と恋の物語でしたが、適度にファンタジーであり、適度に社会性があり考えさせられ、適度にコミカルで力が入らず、裁判モノで陥りがちな狭い正義感に捕らわれない多様性も感じられ、登場人物が程々に良い人達であり、徹底した悪人も登場せず、善悪よりも人間性を主に表現されていて観ていて気持ちよかったです。
ドラマなのでキャラ設定は極端でも、テーマは偏らずニュートラルに描いているところがこのドラマの一番良い部分だったと思います。どのエピソードも一般市民にも結構身近な内容であり、立場立場で自分はどちら側なのかを考えさせられる構造になっていましたね。
日本の劇場版『相棒』や『ガリレオ』シリーズみたいに、本作も映画版を作ればヒットすると思います。
あと、ウ・ヨンウ役のパク・ウンビンの役作りは天才肌でした。
続編期待!
やっとパク・ウンビンちゃんが世界的に知れ渡る日がきましたね…!
「恋のドキドキシェアハウス」で「なんだこの素晴らしい女優さんは…!」と思ってからというもの、「ストーブリーグ」や「恋慕」でどの役柄にも合う魅力的な声、演技の上手さを再確認しました。
作品はオムニバス形式で、テンポがとてもよし。
嫌なヤツもでてくるけど、ヨンウを囲む素敵な人たちもたくさんいて、とても心が温かくなりました。
純粋で正直なところにクスクスしたり、客観的に自分をみているヨンウに胸がきゅっとなったりもします。
ラブ要素も入っていて、キスシーンであんなにキュンキュンしたのは何年ぶりだろうと思ったり…。
最後は仲間たちのその後が描かれていなかったので、シーズン2の製作を熱望します!
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