コブラ会のドラマレビュー・感想・評価
全シーズンを通じて面白さが変わらない
不満があるとしたら、日本への認識不足、空手への理解度の低さ。ただこれも日本へのリスペクトは感じられたのでまぁご愛嬌と言った所か。キャラクターが多いにもかかわらずよく物語の中で消化しており、ドラマツルギーの基本であるBildungsromanに沿って、全キャラクターがうまく機能していた。これだけの長丁場よく見通せたと思えるのはひとえにシナリオの妙である。あと、後半では改善されていくのであるが殺陣が甘い。でもそれを上回るシナリオの妙、悪役の活躍、と言った物語の基礎条件が見事に消化されている。見事である。
全1件を表示