埋もれた心のドラマレビュー・感想・評価
大企業が舞台の権力闘争と復讐劇
韓国ドラマの王道ジャンルである「復讐もの」だ。そこに権力闘争とマネーゲームの要素もふんだんに取り入れてドロドロの闘争劇が展開する。大手エネルギー企業・テソングループの秘書ソ・ドンジュ(パク・ヒョンシク)は、会長の孫娘との結婚話を持ちかけられるが、彼にはヨ・ウンナム(ホン・ファヨン)という恋人がいる。しかし、ウンナムが実は会長の孫娘であり、影のフィクサー・ヨム・ジャンソン(ホ・ジュノ)の計略で別の男と政略結婚してしまう。裏切られたドンジュは、権力を手にする決意を固め、会長の後継争いに身を投じ、ジャンソンと対立し、命を狙われる。彼はジャンソンの裏金2兆ウォンをハッキングするが、暗殺指令を受けたホ・イルドに撃たれてしまう。奇跡的に生還するも、記憶を失う。ここまでで2話。怒涛の展開である。
主演のパク・ヒョンシクは、これまでの爽やかなイメージを一新し、冷徹な復讐者を熱演している。スリリングで韓国ドラマらしい作品だ。
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