超音速攻撃ヘリ・エアーウルフのドラマレビュー・感想・評価
名前が長いジャン=マイケル・ヴィンセントが名前の長いストリングフェ...
名前が長いジャン=マイケル・ヴィンセントが名前の長いストリングフェロー・ホークを演じて、攻撃用ヘリコプター・エアーウルフを駆使するテレビドラマ。
この戦闘ヘリはボディやウィンドウが防弾仕様と言う設定で、戦闘を自動的に記録するシステムを持ち、蓄積された経験を次の戦闘に生かすことができる。
むかーし「ナイトライダー」なんかと同時期?にテレビで見ていた。
元々エアーウルフを設計したのは悪魔的天才とも評される凄腕の航空技術者のモフェット。彼にとって重要だった「プロメテウス計画」を中止された一件で政府に強い恨みを抱き関係者達を機関砲で銃撃してエアーウルフを強奪してリビアへ亡命したヴィラン。
その時銃撃を受けた一人マイケル・コールドスミス・ブリッグス3世 "通称:アークエンジェル" がエアーウルフ奪還の為にストリングフェロー・ホーク(ベトナム帰りの敏腕ヘリコプター操縦士)を雇う。ホークはドミニク・サンティーニが経営する「サンティーニ航空」のヘリ操縦士だった。
捕虜になっている兄のセント・ジョンをCIAの情報網で探すことを条件に協力する。
アーネスト・ボーグナイン演じるドミニクはホークの父親とは戦友であり、ホークの親代わりで心を許せる親友でもある。
"アークエンジェル" は開発計画の責任者でありながらエアーウルフの銃弾を浴び、左目失明・左足不随の大ケガをしたCIA特別作戦部長。
「エアーウルフ」は日本では先ずパイロット版が金曜ロードショーで1986年に放送し同年にテレビシリーズを放送。
このドラマの少し前に映画で『ブルーサンダー』(1983)が公開し、翌年1984年に「ブルーサンダー」もテレビシリーズ化された。ツルンとしたプロペラ2枚のエアーウルフに対して、プロペラ3枚のブルーサンダーは角張ったデザインでこっちの方がカッコよかった。
飛行シーンなどに使われた実機のエアーウルフは放映当時、全米各地のエアショーに借り出され、観客のほとんどはテレビでのエアーウルフの性能を事実と受け止めていたらしく実際にマッハで飛行できると信じて疑わなかったらしい。
