アメリカン・クライム・ストーリーのドラマレビュー・感想・評価
O・J・シンプソン事件は覚えている
OJシンプソン事件
1994年に起きた殺人事件で、犯人とされたのがアメフットのスーパースター、O・J・シンプソンだったため、アメリカは大騒動となった。
その顛末をテレビドラマにしたもので、概略しか知らなかった私はとても興味深く観た。
証拠からは有罪しかありえないのだが、検察側のチョンボ、弁護側の問題すり替えで、陪審員は簡単に無罪評決を出してしまう。
これが法治国家の実態と思うと慄然としてしまう。
ヴェルサーチ暗殺
1997年、ジャンニ・ヴェルサーチが暗殺され、犯人のアンドリュー・クナナンはすでに4人を殺しているサイコパス、8日後に拳銃自殺している。
登場人物はほとんどがゲイで、ゲイ差別を事件の要因として取り上げているが、私には嘘つきのサイコパスにしか見えない。
全9話にわたって犯人の薄気味悪い薄ら笑いと付き合うのは辛いものがある。
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