全米映画ランキング : 2023年9月15日~2023年9月17日

全米映画ランキング:2023年9月18日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年9月15日~2023年9月17日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 死霊館のシスター 呪いの秘密

The Nun II
「死霊館のシスター 呪いの秘密」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 14,730,000 56,523,159
2 名探偵ポアロ ベネチアの亡霊 1 14,500,000 14,500,000
3 2 イコライザー THE FINAL

The Equalizer 3
「イコライザー THE FINAL」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 7,235,000 73,679,930
4 3 My Big Fat Greek Wedding 3 2 4,700,000 18,571,615
5 5 バービー

Barbie
「バービー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

9 3,965,000 626,122,143
6 4 Jawan

Jawan

Yash Raj Films

2 2,493,986 12,193,700
7 6 ブルービートル 5 2,475,000 67,280,782
8 7 グランツーリスモ

Gran Turismo
「グランツーリスモ」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 2,350,000 39,422,852
9 8 オッペンハイマー

Oppenheimer
「オッペンハイマー」

Universal
(ビターズ・エンド)

9 2,100,000 318,639,115
10 9 ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック! 7 2,000,000 114,147,685

「死霊館のシスター 呪いの秘密」V2! 「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」は2位に初登場

夏シーズンの盛況ぶりは遠ざかり、9月第3週の北米映画市場の興行成績は下降を続けています。市場全体の累計興行収入は、2月の「マジック・マイク ラストダンス」が首位を獲得した2月第2週に次いで、2023年で2番目に低い結果となりました。秋の冷え込みのなか、ホラー映画とミステリー映画が、週末3日間の興収ランキングの1位と2位にランクインしました。

大ヒットホラーシリーズの続編「死霊館のシスター 呪いの秘密」(ワーナー・ブラザース)が前週に続き、首位を獲得。上映館数を増やし、週末3日間で興収1470万ドルをあげました。累計興収は、製作費3500万ドルを超える、5600万ドルを突破しました。

ケネス・ブラナーが名探偵エルキュール・ポアロを演じるミステリーシリーズの最新作「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」(20世紀スタジオ)は、2位に初登場しました。本作は、ブラナーが主演・監督を務め、推理作家アガサ・クリスティによる小説シリーズを映画化した、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続く第3弾。ポアロが、死者の声を伝えられるという霊媒師のトリックを見破るために、子どもの亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加します。ミシェル・ヨー(「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」)が霊媒師役で共演。マイケル・グリーン(「LOGAN ローガン」)が脚本を手がけています。週末3日間で、興収1450万ドルを記録しました。

デンゼル・ワシントン主演の人気アクションシリーズ第3弾「イコライザー THE FINAL」(ソニー)は、3位をキープ。3週目の週末3日間で興収720万ドルをあげ、累計興収は7300万ドルを超えています。ちなみに上位3作品は全て、イタリアを舞台にしています。

2023年9月18日更新 Dan Knighton

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