全米映画ランキング : 2002年8月9日~2002年8月11日

全米映画ランキング:2002年8月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年8月9日~2002年8月11日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

XXX
「トリプルX」

Sony
(東宝東和)

3,374 1 46,000,000 46,000,000
2 1

Signs
「サイン」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,310 2 30,000,000 118,300,000
3

Spy Kids 2: The Island of Lost Dreams
「スパイキッズ2/失われた夢の島」

Miramax
(アスミック)

3,307 1 17,000,000 25,329,000
4 2

Austin Powers in Goldmember
「オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス)

3,508 3 13,075,000 167,795,000
5

Blood Work
「わが心臓の痛み(原作邦題)」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,525 1 7,235,000 7,235,000
6 3

The Master of Disguise

Sony

2,568 2 5,100,000 23,800,000
7 5

Road to Perdition
「ロード・トゥ・パーディション」

Dreamworks
(フォックス)

2,211 5 4,000,000 84,100,000
8 4

Martin Lawrence Live: Runteldat

Paramount

774 2 3,175,000 13,185,000
9 9

My Big Fat Greek Wedding

IFC Films

723 17 3,150,218 45,080,882
10 6

Stuart Little 2
「スチュアート・リトル2」

Sony
(ソニー)

2,382 4 2,700,000 53,000,000

「トリプルX」が首位、「スパイキッズ2」は3位でそれぞれデビュー!

「ワイルド・スピード」のビン・ディーゼル(主演)とロブ・コーエン(監督)が再び組んだ「トリプルX」が、初登場で見事首位ゲット。製作は「ブラックホーク・ダウン」「アメリカン・スウィートハート」のレボリューション・スタジオなので、日本の配給は東宝東和。2位の「サイン」は、興収が前週の半分まで落ちたが、公開後10日間の累計興収が約1億2000万ドルまで達している。主演のメル・ギブソンにとっては、通算10本目の1億ドル突破作品となった。そして3位には、バンデラス&ロドリゲスのラテン・コンビによるファミリー映画「スパイキッズ」の続編がランクイン。前作のオープニング成績に比べると約60%程度の出足だが、今回は同時期公開のライバルたちが強いので、十分に健闘と言えるだろう。一方で、5位にデビューしたイーストウッド監督・主演作は、やや期待はずれの成績。「ナイト・ホークス」「トランク・ミュージック」などで知られるハードボイルド作家、マイクル・コナリーの原作「わが心臓の痛み」の映画化だが、約2500スクリーンで720万ドル程度の興収はちょっと寂 しい。

2002年8月13日更新 藤井竜太郎

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