キャリー・マリガン
英ロンドン出身。3歳でドイツに移りインターナショナルスクールに通い、その後英国に戻る。ウォルデインガム・スクール在学中に演技に目覚め、講演に来たジュリアン・フェロウズに「プライドと偏見」(05)のキャスティング・ディレクターの助手を紹介されて同作で映画デビュー。同年のTVドラマ「Bleak House」に出演し、舞台「かもめ」(07)でロンドン公演に続きブロードウェイにも進出する。映画出演4作目にして主演を務めた「17歳の肖像」(09)でBAFTA主演女優賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされ、一躍注目を集めた。以降「わたしを離さないで」(10)や「華麗なるギャツビー」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(ともに13)などの話題作でヒロインを演じる。エメラルド・フェネル監督作「プロミシング・ヤング・ウーマン」(20)では性犯罪者に復讐する主人公を演じ、新境地を開拓した。