ケイト・ウィンスレット
英バークシャー・レディング出身で、両親ともに舞台俳優。11歳の頃からCMなどに出演し、1994年、17歳のときに「乙女の祈り」で映画デビューを果たす。恋愛ドラマ「いつか晴れた日に」(95)でアカデミー助演女優賞にノミネート。世界的大ヒット作「タイタニック」(97)のヒロイン・ローズ役で人気を集め、アカデミー主演女優賞などの候補に挙がる。その後も良質なドラマ作品に多数出演し、「アイリス」(01)でアカデミー助演女優賞、「エターナル・サンシャイン」(04)と「リトル・チルドレン」(06)で同主演女優賞にノミネート。「愛を読むひと」(08)でアカデミー賞6度目のノミネートにして初めて主演女優賞を受賞し、実力派女優としての評価を一層高めた。その他の出演作に「ホリデイ」(06)や「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」(08)などがあり、人気ヤングアダルト小説を映画化した近未来アクション「ダイバージェント」(14)と続編「ダイバージェントNEO」(15)では悪役を演じた。アップル社の創設者スティーブ・ジョブズの伝記映画「スティーブ・ジョブズ」(15)でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。私生活では、「グッバイ・モロッコ」の助監督ジム・スレープルトン(98~01)、英映画監督のサム・メンデス(03~10)と結婚生活を送り、12年にヴァージン・ギャラクティック勤務のネッド・ロックンロールと再婚した。12年、大英勲章CBEを受章。