ジェイソン・モモア「“アクアマン”のアイデアが止まらない!」 ブラジルコミコンでファン熱狂
2023年12月7日 15:00
ジェイソン・モモアが主演を務めるDC映画「アクアマン」の続編「アクアマン 失われた王国」のパネルディスカッションが、ブラジルのサンパウロで開催されている「ブラジルコミコン(CCXP23)」で行われ、モモアをはじめ、パトリック・ウィルソン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世といった豪華な面々が集結。ジェームズ・ワン監督も登場し、会場を熱狂の渦に包んだ。
ブラジルコミコンの会場は、アクアマンのシンボルである三叉槍(トライデント)を高々と掲げ、会場全体に歓喜を響かせるファンがずらりと並んでいた。海底アトランティスの王・アクアマンを演じたモモアはファンの熱い歓迎に「この舞台に戻って来られてワクワクしている! とても嬉しいよ!」と大喜び。本作では、構成にも関わっているため「もう8~9年アクアマンを演じているから、前作が完成したすぐ後から俳優としても“アクアマン”としてもやりたいことのアイデアがどんどん浮かんできたんだよ。だからたくさんリサーチして、考えをまとめた膨大な資料をジェームズとDCに渡したんだ。いいアイデアもあったみたいで、ジェームズがこの映画で形にしてくれたんだ」と熱い思いを明かした。
本作の舞台を海から陸・空にまでも広げ、前作を超える迫力&派手さを追求したワン監督は「アクアマンは3Dや4Dで観ると格別に楽しいんだ。まさにそういったラージフォーマットで観てもらうために作られた完璧な映画とも言える! 僕たちが作り上げた世界観を表現するのにとても適しているから、是非豊富なラージフォーマットで観ることをオススメしたいと思っているよ!」とファンに向けて、自信を語った。
ウィルソンが演じたのは、前作でアクアマンと“史上最大級の兄弟喧嘩”を繰り広げた弟・オーム。本作では、世界を滅ぼすほどの邪悪な力を秘めた敵から海底世界と人間界を守るためアクアマンとともに立ち上がることになった。ウィルソンは、そんなオームについて「これはオームの贖罪の物語でもあり、自分との戦いでもあるんだ。僕は彼の物語を見守りたいと思うよ」と解説している。
父を亡くしたことでアクアマンを恨み、古代兵器“ブラック・トライデント”の力によって世界最大の脅威となるブラックマンタ役のアブドゥル=マティーン2世は「ブラックマンタは復讐に取りつかれている」と説明。「今回はブラック・トライデントのおかげでアクアマンを追いつめるほどの能力を手に入れたんだ」と前作をも超える邪悪な敵がアクアマンを待ち受けていることを明かした。
「アクアマン 失われた王国」は、2024年1月12日から公開。