舞台版「ハンガー・ゲーム」2024年に英ロンドンで公演開始

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大ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」が舞台劇となることが明らかになったと、米バラエティが報じていている。

「ハンガー・ゲーム」はスーザン・コリンズのヤングアダルト小説の映画化で、「ハンガー・ゲーム2」「ハンガー・ゲーム FINAL：レボリューション」「ハンガー・ゲーム　FINAL：レジスタンス」にいたるまで全4作が公開。シリーズの世界累計興収は30億ドルを超える大ヒットとなり、ヒロインを演じたジェニファー・ローレンスはハリウッドのトップ女優となっている。

現在、舞台版「ハンガー・ゲーム」が準備中で、マシュー・ダンスターが演出、コナー・マクピアソンが戯曲を手がける。2024年秋に英ロンドンで開幕する予定で、「この舞台版に新たな解釈や視点を加えることで、ファンに新しい驚きを提供したい」とダンスターは意欲を語っている。

なお、舞台版はスーザン・コリンズの第1巻「ハンガー・ゲーム」を題材としており、殺し合いのゲームの参加者に選ばれてしまった妹をかばうため、出場を志願したカットニスの葛藤が描かれるという。

「私の物語が再び異なる形でファンの前に現れることに、非常に興奮しています」と原作者のコリンズはコメントを発表。「舞台版がどのようなものになるのか、私自身も楽しみにしています」

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ストレンジャー・シングス　未知の世界」など、最近は人気映画やドラマの舞台化が相次いでいる。「ハンガー・ゲーム」も大人気シリーズだけに、ヒットが期待できそうだ。

ちなみに、映画版「ハンガー・ゲーム」シリーズの前日譚「The Ballads of Songbirds and Snakes（原題）」（フランシス・ローレンス監督）は、11月23日の全米公開を予定している。