トム・サイズモアさんの遺作、VODで公開へ

Photo by Gonzalo Marroquin/Getty Images

今年3月に脳動脈瘤により61歳で他界したトム・サイズモアさんの遺作となる新作ホラー映画「Impuratus（原題）」の配給権を、米ロサンゼルスを拠点とするインディペンデント映画配給会社グラヴィタス・ベンチャーズが獲得したことで、日の目を見る運びとなった。米Deadlineが独占で報じている。

同作は、サイズモアさん扮する主人公の刑事クレイトン・ダグラスが、奇怪な難事件の調査にあたるべく訪れた片田舎の精神病院で、1862年に正体不明の邪悪な“何か”に取り憑かれたと主張する臨終間際の患者に出会ったことから、過去に秘められた恐ろしい真実と対峙することになるさまを描いたサスペンスホラー。

共演には、ジョディ・キグリー（「ハイジャッキング」）、リュー・テンプル（「チェイサー」「アンストッパブル」）、ロバート・ミアノ（「エクソシスト・キルズ」）。マーク・デビッドとチャールズ・ラゴが共同でプロデュースにあたり、長編監督デビュー作「Fading（原題）」で注目を集めた新鋭マイク・ユリンコが脚本と監督を務める。

「Impuratus（原題）」は10月10日から北米と南米、イギリス、インド、および中東諸国にてVODリリースされる。