ディズニープラスとHulu、アメリカでは同一アプリに

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アメリカでHuluがディズニープラスに統合されることが決定したと、米バラエティが報じている。

5月10日（現地時間）に行われた株主総会で、ウォルト・ディズニーのロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)は、間もなく「単一アプリ体験」を提供することになると発表。ウォルト・ディズニーといえば、アメリカでファミリー向けのディズニープラス、大人向けのHulu、スポーツ動画のESPN＋と3種の動画配信サービスを展開していることで知られる。これらのサービスはセット契約で安価になるが、年末までにディズニープラスとHuluが統合される予定だ。

アイガーCEOは、「ディズニープラス、Hulu、ESPN＋は今後もそれぞれ独自に提供していくが、今回の提携は、広告主にはより大きな機会を提供し、セットの契約者にはより強固で合理的なコンテンツへのアクセスを提供し、結果として視聴者の関心を高め、より一貫したストリーミング体験につながる」と説明した。

Huluはもともと、ディズニー、フォックス、コムキャストの3社が出資した共同事業だった。しかし、2019年にフォックスを買収したことにより、運営権がディズニーに移動。今回の発表を受け、ディズニーがコムキャスト保有の3分の1のHulu株を買い取る可能性が取り沙汰されている。