「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」監督コンビの新ドラマ、米ピーコックがゴーサイン

Photo by Daniel Knighton/Getty Images for Paramount Pictures

米NBCユニバーサルの動画配信サービスPeacockが、新作映画「ダンジョンズ＆ドラゴンズ　アウトローたちの誇り」の脚本・監督コンビが演出を手がける新ドラマシリーズ「Hysteria!（原題）」にゴーサインを出したことがわかった。米バラエティなどが報じている。

「アメリカン・ホラー・ストーリー」「フィラデルフィアは今日も晴れ」など、数々の人気テレビシリーズに携わってきたマシュー・スコット・ケインの企画、脚本、制作総指揮による同作は、悪魔崇拝者の儀式に子どもや若者たちが供され、性的および肉体的な虐待を受けるという事件が相次いだことで、全米各地が“サタニック・パニック”と呼ばれる集団ヒステリーに陥っていた1980年代後半が舞台のオカルトサスペンス。

ある日、高校のアメフトチームの花形選手が突如謎の失踪を遂げる。失踪事件が悪魔崇拝者の仕業だという噂で地元が湧くなか、同じ高校に通うはみ出し者たちはヘビメタバンドを結成し、ブームに乗って悪魔崇拝バンドとして売り出そうと画策するものの、超常現象としか言いようのない奇怪な殺人や誘拐事件が次々と起きたことで思わぬ事態に発展していく、というストーリーのようだ。

「ゲーム・ナイト」や「モンスター上司」、「スパイダーマン　ホームカミング」などの脚本家として知られ、世界的な人気を誇るロールプレイングゲームの元祖「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」をクリス・パイン主演で映画化した話題の新作「ダンジョンズ＆ドラゴンズ　アウトローたちの誇り」では脚本と監督を務めるジョナサン・ゴールドスタイン＆ジョン・フランシス・デイリーが演出と制作総指揮にあたるほか、米制作会社グッド・フィアー・コンテンツのクリス・ベンダーとジェイク・ワイナーも制作総指揮に名を連ねる。

キャストや制作開始時期などの詳細については、現時点で明らかになっていない。