映画版「ダウントン・アビー」第2弾、邦題決定&9月30日公開! 予告&ポスターもお披露目
2022年7月27日 08:00
イギリスの人気テレビシリーズの映画版第2弾「Downton Abbey: A New Era(原題)」が、「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」の邦題で、9月30日に公開されることが決定。あわせて予告編、ポスター、場面写真7点もお披露目された。
2010年9月の放送開始以来、ゴールデングローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝き、世界200以上の国と地域で大ヒットした「ダウントン・アビー」。1912年~25年のイングランド北東部・ヨークシャーのカントリーハウスと呼ばれる大邸宅を舞台に、グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活が、歴史上の出来事を織り交ぜながら描かれる。2015年のシーズン6までの全52エピソードをもって幕を閉じた本シリーズは、19年に劇場版「ダウントン・アビー」として復活した。
前作から1年後の1928年を舞台にした劇場版第2弾「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」では、ハリウッド映画撮影と、予期せぬ相続話に沸き立つ一族が描かれる。4月29日に公開されたイギリスでは、初週の興行収入ランキングで1位に輝き、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア86%、観客スコア97%(7月26日時点)という高評価を獲得。マギー・スミスらおなじみのキャストが再結集し、ヒュー・ダンシー、ナタリー・バイ、ローラ・ハドック、ドミニク・ウェストらが新たに加わった。シリーズ生みの親であるジュリアン・フェロウズ(「ゴスフォード・パーク」)が脚本、サイモン・カーティス(「黄金のアデーレ 名画の帰還」)が監督を務める。
1928年、広大な領地をおさめるグランサム伯爵ロバート(ヒュー・ボネビル)らは、喜びの日を迎えていた。亡き三女シビル(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)の夫トム(アレン・リーチ)が、モード・バッグショー(イメルダ・スタウントン)の娘と結婚したのだ。華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)が莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、映画会社から「新作を屋敷で撮影したい」という高額謝礼を得られるオファーが。父の反対を押し切り、メアリーは撮影を許可し、使用人たちは胸をときめかせる。
一方、ロバートは母バイオレット(スミス)が、モンミライユ男爵(ジョナサン・ザッカイ)から南仏にある別荘を贈られたという知らせに驚く。その寛大過ぎる申し出に疑問を持ち、ロバートは家族を伴い、リビエラへと向かう。
予告編では、映画撮影のためにやってきたハリウッドスター対応に追われるダウントンの騒動を活写。一方、バイオレットがワケありで別荘を相続したと聞き、ロバートらは南仏へと向かうが、そこで秘密めいた若き日のバイオレットの肖像画が見つかり、一族最大のミステリーを予感させる。ポスターは、「お帰りなさいませ。皆様にお会いできることを心待ちにしております。」というコピーとともに、クローリー邸を背景に、一族と使用人たち、そしてハリウッドスターまでもが一堂に会する、迫力溢れるビジュアルに仕上がった。
「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」は、9月30日に全国公開。