「スキップとローファー」特報公開　主役は黒沢ともよ、P.A.WORKSが制作

テレビアニメ「スキップとローファー」の特報映像が公開され、メインキャストとメインスタッフが明らかとなった。

主人公の岩倉美津未（みつみ）役を黒沢ともよ、高校でみつみと同じクラスになって何かと縁が生まれる志摩聡介役を江越彬紀が担当する。

同作は、「月刊アフタヌーン」（講談社刊）で高松美咲氏が連載中の漫画が原作。過疎地から東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未は、勉強はできるもののちょっと天然な15歳。同世代とのコミュニケーションに苦労しながらも、彼女のひたむきで真っすぐな姿が周囲を笑顔に変えていく。

監督・シリーズ構成を「ローリング☆ガールズ」の出合小都美、キャラクターデザイン・総作画監督を梅下麻奈未、音楽を若林タカツグが務め、「パリピ孔明」のP.A.WORKSがアニメーション制作を担う。

特報には、迷子になって入学式に遅刻しそうなみつみが志摩と出会い、一緒に高校へ向かう様子がボイス付きで描かれている。

このほど発表されたキャスト・スタッフからのコメント全文は以下のとおり。

【黒沢ともよ（岩倉美津未役）】
この度みつみの声を担当させていただくことになりました。
スキップの音響制作現場はとても健やかで、私は美咲先生の生み出した世界を出合監督がとても豊かにイキイキと動かしていくクリエイションにただ感動する日々ですが、ムンッと気合を入れまして、私もみつみに挑んでいるので、どうぞ放送をお楽しみに。とってもワクワクしています！

【江越彬紀（志摩聡介役）】
心の描き方が細やかな漫画で面白くて何度も読み返してしまいます。そんな作品のアニメ化に携われる喜びとプレッシャーの狭間でフワフワしていますが、素敵なアニメの一部になれるよう自然体でがんばります。

【高松美咲（原作）】
アニメ化ありがとうございます！
原作者として関わらせていただいていますが、制作陣のみなさんが原作を読み込んで、本当にいいものにしようと尽力してくださっているのを実感しています。楽しみにしています！

【出合小都美（監督・シリーズ構成）】
世の中には本当に色々な考えのひとがいて、わかりあうのが難しいことの方が多いです。みつみを中心としたキャラクター達のやりとりは面白くも、そこの核心に触れてきます。
原作の持っている持ち味を大切に、クスリと笑って、見た後は少し肩の力をぬけるような作品にできる様尽力いたしますので、楽しみにしていてください！

【梅下麻奈未（キャラクターデザイン・総作画監督）】
学校や社会で出会う自分とは異なる価値観を持つ人とのぶつかり合いや気まずさは、誰しもが経験した事があるのではないでしょうか。少しずつお互いを認めあって理解し、成長していく美津未たちの心の機微をあらゆる年代の方に楽しんで頂ければと思います。

【アニメハック】