「真・一騎当千」5月に全3話をAT-Xで放送　新ヒロイン・孫権仲謀が覚醒するPVとメインビジュアルも公開

新作アニメ「真・一騎当千」のプロモーションビデオとメインビジュアルが公開された。5月にAT-Xで全3話が放送されることも明らかになっている。

「一騎当千」シリーズは、塩崎雄二氏による漫画が原作。2000年に「一騎当千」として連載がスタートし、16年から「真・一騎当千」に改題して「ヤングキングアワーズ」（少年画報社刊）で連載されている。孫策伯符（CV：浅野真澄）や呂蒙子明（甲斐田裕子）ら「三国志」に登場する英雄の魂を受けついだ女子高生たちが“闘士”としてセクシーな激闘を繰り広げるバトルアクション作品で、近年は日本の武人を由来とするキャラクターも登場した。アニメは03年にテレビシリーズ第1期が放送され、以来テレビシリーズとOVAで第7期まで展開されている。

PVには、南陽学園の次期頭首となった孫権仲謀（大橋彩香）が、血で血を洗う戦いに怯えながらも、やがてその身に宿した“龍”を覚醒させる姿が収録されている。ラストには、帰還した孫策も登場する。

同作の主題歌は、デビュー10周年を控える鈴木このみが歌う「PROUD STARS」に決定。PV内で音源が公開されている。同楽曲は、5月25日発売の鈴木の5thアルバム「ULTRA FLASH」に収録される。

ティザービジュアルには、傷ついた孫権を中心に、孫策、呂蒙、趙雲子龍（浅川悠）といったシリーズの人気キャラクターに加え、今作で活躍する新キャラの山田朝右衛門（種崎敦美）、佐々木巖流、楠木多聞丸が集結。背景には彼女たちを見つめる、覚醒した孫権の瞳が描かれている。

AT-Xでの初回放送は、第1話が5月17日、第2話が24日、第3話が31日、それぞれ午後8時30分からスタート。5月10日午後8時30分からは、放送直前特番がオンエアされる。特番内では、歴代シリーズ主人公・孫策役の浅野が、新たなヒロインである孫権仲謀役の大橋に「一騎当千」の魅力を伝授する。

またAT-Xでは、3月12日から歴代シリーズ全7作品の一挙放送が始まる。3月27日午後8時30分からは「真・一騎当千」第1話の先行放送も行われる。

さらに、メインスタッフの顔ぶれも明らかに。OVA「一騎当千 集鍔闘士血風録」を手がけた久城りおん監督を筆頭に、シリーズ構成・脚本の本田雅也、キャラクターデザインのりんしん、宮沢努といった「一騎当千」シリーズへの参加経験があるメンバーがそろった。アニメーション制作は「一騎当千 Great Guardians」のアームスが行う。

【アニメハック】