ドラマ版「三体」のキャスト12人発表 MCUや「ゲーム・オブ・スローンズ」俳優多数参加
2021年11月4日 11:00
Netflixによる中国発の世界的ベストセラー小説「三体」3部作の実写ドラマ「3 Body Problem(原題)」のキャストが発表された。
「三体」は、中国の作家リュウ・ジギンによるSF小説で、人類に絶望した天体物理学者が宇宙に向けて発信したメッセージが、3つの太陽を持つ異星文明、三体世界に届いたことから壮大な物語が展開する。実写ドラマ版を、社会現象となったドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイターとして知られるデビッド・ベニオフとD・B・ワイスが制作総指揮を手がけるとあって、大きな注目を集めている。
今回発表されたのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)や「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られる俳優を多数含めた計12人。ベネディクト・ウォン(「ドクター・ストレンジ」「シャン・チー テン・リングスの伝説」)、ツァイ・チン(「シャン・チー テン・リングスの伝説」)、ジョン・ブラッドリー(「ゲーム・オブ・スローンズ」)、リーアム・カニンガム(「ゲーム・オブ・スローンズ」)、ジョバン・アデポ(「ザ・スタンド」)、エイザ・ゴンザレス(「ベイビー・ドライバー」)、ジェス・ホン(「The Brokenwood Mysteries」)、マーロ・ケリー(「何様なのよ?」)、アレックス・シャープ(「シカゴ7裁判」)、シー・シムーカ(「ARROW アロー」)ジヌ・ツェン(「On a Whim(原題)」)、サーメル・ウスマニ(「モーリタニアン 黒塗りの記録」)で、役柄については明らかにされていない。
「三体」の制作には、ベニオフとワイスの製作会社ビッグヘッド・リトルヘッドのほか、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」や「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」のライアン・ジョンソン監督とプロデューサーのラム・バーグマンが率いる製作会社Tストリート・プロダクション、ブラッド・ピットの製作会社プランBエンターテインメント、ロザムンド・パイクの製作会社プリミティブ・ストリークらも関与している。なお、原作者のジギンも、コンサルティングプロデューサーとして参加する。