江口洋介「コンフィデンスマンJP 英雄編」で再び赤星役! 松重豊&角野卓造は初参戦
2021年10月14日 12:00
俳優の江口洋介が、長澤まさみが主演する人気シリーズの劇場版第3弾「コンフィデンスマンJP 英雄編」に出演し、シリーズ屈指の人気キャラクターである赤星栄介に扮していることがわかった。さらに、硬軟自在に演じ分ける演技派の松重豊と角野卓造が、シリーズに初参戦していることも明らかになった。
長澤、東出昌大、小日向文世が共演し、古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける人気シリーズは、ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)という3人の信用詐欺師たちによる、予測不能な騙し合いを描いてきた。初の劇場版となった「コンフィデンスマンJP」(2019)は興行収入29億7000万円の大ヒットを記録し、続く第2弾「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(20)は興収38億4000万円を稼ぎ出した。
第3弾となる今作の舞台は、街全体が世界遺産に登録されている地中海に浮かぶマルタ島。このほど初公開された特報映像では、いつになくシリアスな雰囲気が映し出されたほか、全く予想のつかない内容が大きな話題を呼んだ。そんな今作に、ダー子たちにとって宿敵ともいえる赤星(江口)が出演していることが発表された。日本のゴッドファーザーと呼ばれ、ダー子たちを陥れるべく画策しながら、毎回しっぺ返しに遭ってきた赤星が一矢報いるのかに注目が集まる。
また、大人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」など数多くの作品で存在感を発揮してきた松重は、ダー子たちを追う警視庁捜査二課の無骨な刑事・丹波に扮する。“ホシ”を挙げるためには手段を選ばない昔気質な刑事で、赤星に接近して何かを企む場面もあるという。そして、角野は伝説のコンフィデンスマン・三代目ツチノコ役として出演。これまで描かれてこなかった、ダー子たちの過去に関わる謎の人物を、つかみどころのない飄々(ひょうひょう)とした演技で演じている。そのほか、生瀬勝久、石黒賢、梶原善、高嶋政宏が脇を固めている。
「コンフィデンスマンJP 英雄編」は、22年1月14日から全国で公開。