未知の細菌の魔の手が襲い掛かる 「科捜研の女 劇場版」予告&ポスター披露
2021年7月22日 08:00
テレビ朝日の人気ドラマシリーズを映画化する「科捜研の女 劇場版」の予告映像が披露された。主人公・榊マリコ(榊は偏木に神)役の沢口靖子、マリコとバディを組む京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志をはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10名が勢揃いし、世界同時多発“科学者”不審死事件に挑む。
予告編は、舞い落ちる紅葉と不安げなマリコ(沢口)の表情、そして「助けて」と言いながら高所から自ら飛び降りる、“科学者”たちの不審死事件から幕を開ける。自殺として処理されようとしていたが、マリコたち「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査一課の土門刑事(内藤)は強引に捜査を進め、世界的な発見で脚光を浴びている天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)へとたどり着く。
加賀野が研究しているのは、人間の遺伝子をも凌駕し、適正体重へと導く腸内細菌、通称“ダイエット菌”で、双子の一人に医学的に感染させる(=感作させる)という禁断の実験を行っていた。
予告には、マリコの父である榊伊知郎、元科捜研所長・宮前守、元夫・倉橋拓也、そして元科捜研物理研究員・相馬涼たち歴代レギュラーメンバーの力も借りて、事件解明に向けて動き出すさまが収められ、マリコにも未知の細菌の魔の手が襲い掛かる衝撃的なラストで終わる。
主題歌は、新進気鋭の女性シンガー遥海(はるみ)の「声」に決定した。初となる映画主題歌に、遥海は「20年以上も続く、歴史の長い素晴らしい作品に携われてとても光栄に思います。心を込めて大事に歌わせていただきました」とコメント。沢口は「力強く伸びやかな遥海さんの歌声が盛り上げてくださいます。決して諦めず真実にたどりつこうと試みる、そんなマリコの精神と重なりました」と絶賛している。
あわせて本ポスターも披露され、劇中で鍵となる加賀野の近未来的な実験室を背に、20年以上続くシリーズの歴代レギュラーキャストと今回のゲストの合計21人が集結している。
「科捜研の女 劇場版」は、9月3日に公開。