「ブラックパンサー」スピンオフドラマ制作決定 映画版監督が指揮
2021年2月5日 11:00
大ヒットマーベル映画「ブラックパンサー」のスピンオフドラマが、Disney+向けに制作されることが明らかになった。映画版の監督を務めたライアン・クーグラーが指揮する。
このほど、米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、クーグラー監督の製作会社プロキシミティ・メディアと、テレビ番組のオーバーオール契約を締結。クーグラーは、今後5年間にわたりディズニー向けにテレビコンテンツの企画開発を行うことになる。第1弾は、「ブラックパンサー」の舞台であるワカンダ王国を舞台にしたスピンオフドラマで、Disney+向けに制作。ディズニーのほかの部門向けにもテレビコンテンツを制作することになる。
今回の契約締結に伴い、ディズニーのロバート・アイガー会長は、「ライアンと彼のチームと一緒に、より多くの素晴らしい物語を語ることを楽しみにしています」と声明を発表。クーグラーも「ディズニーとパートナー契約を締結できて光栄です」とコメントしている。
クーグラーは現在、メガホンをとる「ブラックパンサー2(仮題)」の準備中。同シリーズは、ブラックパンサー/ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンさんが20年8月に大腸がんのため43歳の若さで他界したが、クーグラー監督とディズニーは「ブラックパンサー2(仮題)」でティ・チャラ役に別の役者を立てることはないと発表している。