ヒッチコックを模した完全犯罪か？　実際の未解決事件が題材のサスペンス「私は確信する」予告編

(C)Delante Productions - Photo Severine BRIGEOT

2000年にフランスで実際に起こった未解決事件の「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス「私は確信する」の予告編とポスター画像が公開された。

ある日、3人の子どもたちを残して姿を消したスザンヌ・ヴィギエ。数々の証言や疑惑により、大学教授の夫ジャックが妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラは、彼の無実を勝ち取るため、敏腕弁護士のデュポン＝モレッティに事件の弁護を懇願する。自らアシスタントとなったノラは、事件の調査を進めていく。食い違いを見せる、刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの証言。次第にこの事件の新たな真実や疑惑が浮かび上がっていく。

予告編は、事件の報道映像から始まり、熱狂するマスコミ法廷での様子を映しながら、膨大な通話記録など、証拠を基にジャックの冤罪を暴こうと奮闘するする姿が切り取られた、緊張感あふれる映像だ。

実在する弁護士デュポン＝モレッティ役は「息子のまなざし」などで知られる名優オリビエ・グルメ、ノラ役はフランスではコメディエンヌとしても人気の高いマリナ・フォイスが演じる。

2021年2月12日から、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。