空母エンタープライズの全貌が明らかに 「ミッドウェイ」メイキング映像
2020年8月26日 16:00
[映画.com ニュース]「インデペンデンス・デイ」シリーズのローランド・エメリッヒ監督が、20年に及ぶリサーチを経て歴史的海戦を描いた「ミッドウェイ」のメイキング映像が披露された。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦のなかでも、歴史を左右するターニングポイントとなったミッドウェイ海戦。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、その全てが戦場となった。本作では、日米両軍に敬意を捧げて史実を再現し、ウッディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼ら実力派が結集した。
本作に登場する空母エンタープライズは、巨大なステージにほぼ原寸大のセットをつくり、機銃、ブリッジ、ワイヤー、戦闘機のほか、船首や操舵室、食堂までをも再現。キャストの一人ルーク・クラインタンクは「エンタープライズに乗船した気分だった」と撮影を振り返り、俳優が役に入りきるための大きな土台となった。
そのほか、博物館から設計図を借り、地球上に一機も現存していなかったTBDデヴァステイターを作り上げたさまなどが収められ、製作陣がこだわりを持って作り上げた様子が垣間見える。
「ミッドウェイ」は9月11日から全国公開。