同性愛公表のローランド・エメリッヒ監督、映画「ストーンウォール」と持論を語る : 映画ニュース

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同性愛公表のローランド・エメリッヒ監督、映画「ストーンウォール」と持論を語る

2016年12月22日 17:00

ローランド・エメリッヒ監督「ストーンウォール」

ローランド・エメリッヒ監督
(C)2015 STONEWALL USA PRODUCTIONS, LLC
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[映画.com ニュース]米国における同性愛者の権利運動の転換点として知られる“ストーンウォールの反乱”を映画化した「ストーンウォール」が、12月24日に公開される。メガホンをとったローランド・エメリッヒ監督のインタビュー映像を、映画.comが独占入手した。映画監督としてだけではなく、同性愛を公表している者としての持論を語った。

ストーンウォールの反乱は、1969年6月28日、米ニューヨークにあるゲイバー「ストーンウォール・イン」で行われた警察の手入れに、居合わせた同性愛者たちが反抗し暴動に発展した事件。最終的に2000人以上の同性愛者と400人の警官が衝突したと言われており、同性愛をめぐる権利活動や差別撤廃運動が加速していくきっかけとなった。

エメリッヒ監督は、「『ストーンウォール』が描いているのは、同性愛者であることがバレた若者の苦悩だ」と話し、ストーンウォールの反乱を「ゲイが自分たちのやり方で初めて立ち上がった」と歴史的な出来事であったと語る。自身が監督するほかの作品では、俳優を演出する際に「一般論を話す」というが、本作では「十分な自信を持って指示ができたね」と当事者である強みを生かしたという。

また、同性愛者がその事実を隠すことについて、「同性愛者であることはこの社会では大きな悲劇だ。存在を認められない」と理解を示しながらも、「同性愛を最も恐れている人間は、当の同性愛者じゃないかと僕はときどき思う。同性愛者であることを隠している人だとね。自分自身への怒りをため込んで、カミングアウトした勇敢な人を激しく攻撃する」と持論を展開。現在のゲイ運動については「まだ成功にはほど遠く、婚姻の平等さえ認められていない。バカげてると思うよ」と語り、社会の同性愛者への無理解を嘆いている。

ストーンウォール」は、ゲイであることで両親や恋人に見放された青年が、追われるようにやってきたニューヨークで差別を受けながらも強く生きる姿と、ストーンウォールの反乱を合わせて描いた。12月24日から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。

(映画.com速報)

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