「シカゴ・ファイア」「シカゴ P.D.」「シカゴ・メッド」が揃って新シーズンへ更新決定

2019年3月3日 18:00

［映画.com ニュース］　米NBCが、「LAW & ORDER」シリーズを世に放った米テレビドラマ界のヒットメーカー、ディック・ウルフ企画・制作総指揮による通称“シカゴ・シリーズ”の3作品「シカゴ・ファイア」「シカゴ P.D.」「シカゴ・メッド」の新シーズンへの更新を発表した。米Deadlineが報じている。

シカゴ消防局51分署に所属する消防隊員と救命士たちの活躍を描く「シカゴ・ファイア」の成功を受け、事件解決のためには手段を選ばない悪徳警官ボイト率いる特捜班が、シカゴの街に蔓延する犯罪と戦う姿を描く「シカゴ P.D.」、シカゴ医療センターの救急部門で繰り広げられる緊迫した医療の現場を描く「シカゴ・メッド」と、立て続けにスピンオフシリーズが誕生。同じ街を舞台に、登場人物たちがスロスオーバーするユニークなシリーズとして、いずれも高い人気を誇っている。

NBCは、「シカゴ・ファイア」がシーズン8、「シカゴ P.D.」がシーズン7、「シカゴ・メッド」がシーズン5へとそれぞれ更新決定となった理由について、現在全米で放送中の最新シーズンが、3作品ともに過去最高となる視聴率を叩き出していることを挙げている。平均視聴者数は、「シカゴ・ファイア」の1170万人を筆頭に、「シカゴ・メッド」は1140万人、「シカゴ P.D.」は1110万人と、驚異的な数字をキープしている（ニールセン調べ）。

シーズン更新にあたり、NBCエンターテインメントのテレビドラマ部門プレジデントを務めるリサ・カッツ氏＆トレイシー・パコスタ氏は、「我がネットワークの大黒柱であるシカゴ・シリーズを熱心に支持してくださっているたくさんの視聴者の方々に感謝するとともに、今日のテレビ界で最もパワフルかつ魅力的なドラマを作り続けるディック・ウルフ以下制作陣、素晴らしいスタッフとキャストに深い敬意を捧げたい」と声明を発表した。

シカゴ・シリーズ3作品は現在、全米で毎週水曜の午後8時から3本続けて放送中。次シーズンの放送開始時期については、まだ明らかになっていない。