海外VIP御用達のボディガード「エージェント・ウルトラ」さながらの“スプーン護身術”伝授

［映画.com ニュース］　CIAが秘密裏に行っていたエージェント養成プログラムを題材にしたアクションラブストーリー「エージェント・ウルトラ」の公開記念イベントが1月23日、都内で行われ、ハリウッドスターやミュージシャン、中東の王子など、数々の海外VIPのボディガードを務める冨岡雅人氏が出席。劇中シーンにちなみ、“スプーン1本で刺客を倒す”護身術を伝授した。

冨岡氏は、スプーン1本でナイフを持った男相手に撃退法を実演し、「必ずたすき掛けのように、相手をななめに押さえ込んで」と具体的なアドバイス。「もし誰かに襲われたら、まずは逃げること。それが難しければ、その場にあるものなら、何でも使って応戦してください」と解説し、「以前、街中でナイフをもった男を、牛丼屋ののぼりで撃退したなんてニュースもありましたよね。ナイフより長いものであれば、対処できる」と語った。

かつて極秘実験の被験体だったが記憶を消され、片田舎でサエない日々をおくるコンビニ店員のフリーターのマイク（ジェシー・アイゼンバーグ）が、計画の隠ぺいを目論むCIAを相手に、凄腕エージェントとしての本領を“覚醒”させる。冨岡氏は「もし、護身術に興味をもっていただければ、ぜひ武道などを習ってもらえれば。生兵法はケガのもとですから」とアピールしていた。

「エージェント・ウルトラ」は公開中。