Hulu8月海ドラ視聴数ランキング、「アンダー・ザ・ドーム」が2カ月連続首位
2015年9月2日 23:15
[映画.com ニュース]オンライン動画配信サービスHuluが、8月の視聴数ランキングを発表した。海外ドラマランキングでは、日本初登場の“Huluプレミア作品”として7月17日から毎週金曜日に1話ずつ配信されている「アンダー・ザ・ドーム」シーズン3が、2カ月連続で首位を獲得した。
同作は、スティーブン・キングのベストセラー小説を映像化したミステリードラマで、米国東部の田舎町チェスターズミルを突如覆った巨大ドームをめぐり、住人たちがドームの謎と町に隠された秘密を解き明かしていく人気シリーズ。今シーズンは、製作総指揮のニール・ベアーから「ドームの正体が明かされる」と発表があり、特に注目を集めている。
2位は、2007~12年に米The CWで放送され、若い女性を中心に人気を博した「ゴシップガール」。セシリー・フォン・ジーゲザー著の同名ベストセラー小説を、人気ドラマ「The OC」のクリエイター、ジョシュ・シュワルツが映像化したTVシリーズ。主人公たちのニューヨークでのセレブな生活が、ファッションや流行に敏感な若者たちを中心に人気を集めた。また、主人公の1人であるセリーナを演じたブレイク・ライブリーは女優としての評価も上々で、ウッディ・アレン監督の新作(タイトル未定)に出演することも決定している。現在、Huluではシーズン1~6まで全て配信されており、“イッキ見”が可能だ。
10位にランクインした「理想の夫婦の別れ方」は、8月17日から配信が開始された新作。米人気ドラマ「SUITS スーツ」の製作総指揮を務めるショーン・ヤブロンスキの新作で、現代の結婚問題に切り込みながら、新しい夫婦や家庭の“カタチ”を定義したスタイリッシュコメディ。成功した銀行投資家のニールが、妻がエスコートサービスで雇った男とデートしている現場を目撃したことをきっかけに、自らもエスコートサービスビジネスに足を踏み入れるというもの。サスペンスやアクションといったジャンルが人気を集める昨今で、男女の関係を描くコメディ物は珍しく、このような作品を待っていた視聴者が多数いることがうかがえる。
8月は、オーストラリア発の「ウェントワース女子刑務所」、デンマーク発の「犯罪ジャーナリスト ディクテ」と、“海外ドラマ”としてあまりなじみのない国が製作した作品がランクイン。「ブレイキング・バッド」など著名な作品とともに、国境・ジャンルを超えたシリーズが続々と上位に食い込む形となった。
海外ドラマランキングは以下の通り。
1位:「アンダー・ザ・ドーム」
2位:「ゴシップガール」
3位:「ウォーキング・デッド」
4位:「ウェントワース女子刑務所」
5位:「DIG/聖都の謎」
6位:「24/TWENTY FOUR」
7位:「ブレイキング・バッド」
8位:「HEROES/ヒーローズ」
9位:「犯罪ジャーナリスト ディクテ」
10位:「理想の夫婦の別れ方」